色素内視鏡画像 |
画像いくつかご紹介します |
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●扁平隆起 大腸です. 平べったい隆起性病変です. 表面がボコボコしているのがよりよくわかります. |
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●扁平隆起 これも大腸です. 平べったい隆起ですが、上と比べると、表面の凹凸が目立ちません. 色素撒布する前は、なかなか表面の性状をここまで観察するのは困難です. 色素内視鏡検査がもっとも有用な病変のひとつです.特に、内視鏡的に取り除く(切除)とき、必須です. |
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●多発する隆起性病変. 胃体部です. 小さな隆起性病変がいくつかみえます. 特に小さなものもよくみえます. |
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●隆起性病変の集簇 大腸です. 隆起がたくさん集まっています.上とは、隆起の集まり方が、明らかにちがいます. もちろん、色素撒布をしなくても、観察に支障はありませんが、色素のおかげで、よりわかりやすくなります. |
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●多発隆起性病変 十二指腸球部です. 隆起がたくさんあります.小さな隆起もはっきりみえます. 隆起と隆起のあいだに正常な粘膜があるのもよくわかります. さらに、隆起の表面に発赤がみられます.よくよく観ると、発赤に強弱があるようです. |
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●陥凹有する隆起性病変 胃体部です. トマトのような?隆起がみえます. 頂上に陥凹があります. 左下の白いのは、この病変とは関係ありません. |
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●タコイボびらん 胃前庭部です. 10時の方向にタコの吸盤のような隆起が四つ?五つ?並んでいます. それぞれの隆起の頂上に陥凹があります. 「タコイボ」みたいですね.上方にもミニタコイボが数個みえます. |
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●多発する陥凹性病変 直腸です. 陥凹がいくつかみえます. 上のタコイボと似ていますが、少し様子がちがいます. 隆起の頂上に陥凹があると云うより、陥凹の縁(辺縁)がもりあがっていると、説明した方がわかりやすいでしょうか. |
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●陥凹性病変 胃体部です. くっきりした陥凹がみえます. 陥凹の内側の凹凸もよくわかります. まわりの粘膜の模様と明らかに異なります. |
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●隆起+陥凹性病変 胃前庭部です. 画面中央やや上に不整な隆起がみえます. 画面の上からこの隆起に向かうひだが一本みえます. 隆起の幽門側はこの画像ではよくわかりません. |
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●隆起+陥凹性病変 上と同じです. 空気の量を調節しました. 隆起の幽門側に陥凹がみえます. 内視鏡検査はこのようにいくつかの画像を組み合わせて、診断します. |
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●びらん 胃前庭部です. 画面左上に、小さな陥凹があり、まわりが少し盛りあがっています. 盛りあがりの様子がよくわかります. 病変とこれにつながるひだの関係もよくわかります. |
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●EMR後 胃前庭部です. 画面左に、「ひきつれ」があります. 内視鏡的粘膜切除後(EMR=endoscopic mucosal resection)です. 中央がひらべったく赤みを帯びています. 注意深く観察します. |
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●不整粘膜 胃前庭部です. 手前下方(大弯)の粘膜の模様が大小不整です. 色素撒布をしなければ、ここまで細かく観察するのは困難です. ただ、残念ながら、色素撒布をしても、どこからどこまで不整のなのか、なかなか確定しきれません. さまざまな方向から観察したり、空気の量を調節して観察します. |
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