投げ釣り入門 仕掛けの作り方
キス、カレイの仕掛けを作ります。 実釣して釣果実績のある仕掛けです。市販の仕掛けを買うより安くできますのでいままで作ったことのない方もぜひともチャレンジしてみてください。
(1)材料をそろえる

@ハリス 4号、3号、1号
A針 キス競技(オーナー) 6号、7号 
  カレイ針 13号
Bサルカン、ビーズ(ピンク)、回転ビーズ
Cチューブ(赤)

など 好みでそろえてください。ただし、キス針は6,7号の小さいサイズのほうが数も釣れますし、大型でもそれなりに釣れます。キス用のハリスもここでは1号にしていますが、1.5号でもいいですが、細いほどよく釣れるように思います。

     
(2)道具をそろえる
@メジャー
A針まき器(ナショナル) 手で巻くより簡単
B瞬間接着材 なくてもOKだか結束が確実
Cニッパ ハサミでもOK
(3)糸の結び方の基本

まず、結び方の基本を説明します。
通常ここにある結び方だけを知っておけば後は応用するだけです。

@かた結び 通常の結び方でただ1回巻いているだけ、簡単だが解けやすい。

A八の字結び 一度ひねって八の字になるように結ぶ、解けにくいため 釣りにはよく使います。

ユニノット   サルカンなどの輪に通し 通した糸で輪を作りその輪の中に4〜5回巻きつけます。その糸の端を引っ張り完成
@
A
B
クリンチノット
@ A
B
C
電車結び 糸と糸を結ぶ
@ A
B C
D E
(4)仕掛けを作る(キス)
 

キス用仕掛
幹糸3号を2.5mを用意します。
針 6号をハリス1号(20cm)で結びます  
次に4号で砂ずりを3回折り返して作ります。枝を出す部分の結びこぶを八の字結びで作りその部分にハリスをユニノットで結びます。

   
@

砂ずりをつくる
40cmを折り返し 右手で2本をねじります。

 
A サルカンを通し八の字でとめます B  
C 折り返し ねじります D 最後に3本まとめて八の字で止めます
E 結び目を瞬間でとめます
F 八の字結びでこぶを作ります。 G 針をハリス(20cm)に巻きます
H こぶの上に針の巻いたハリスをユニノットで巻きつけます I  
(4)仕掛けを作る(カレイ)
4号ハリスを2.5m用意します。キス仕掛と同じく 砂ずりを3回折り返して作ります。
カレイ1本針仕掛は その糸の先に針 13号を巻きつけて完成です。2本針は その途中に回転ビーズを取り付けてそこから2本目の針を取り付けて完成です。今回はビーズ、チューブを付けて目立つ仕掛を作ります。
砂ずりまでは、キス仕掛と同じです。
回転ビーズの取り付け
八の字結びでこぶを作りビーズを通します。通し終えるとまた、八の字結びでこぶと作りとめます
針を結ぶまえに ビーズなどで目立つようにします。
ここでは、白、白、赤チューブ、ピンク この仕掛、よく釣れますよ。
ビーズを通し終えたら 針を巻いて完了です。