12月

●さようなら2001年

 いろいろな行事のあった2学期も終わりました。それぞれの場面で、自分の持っている力を十二分に発揮できたでしょうか?また、病気やけがはしなかったでしょうか。
 2001年ももうすぐ終わろうとしています。みなさんにとって、21世紀最初の年はどのような年でしたか?今年1年を反省して、新たな気持ちで新しい年を迎えたいものですね。
 どうぞ、よいお年をお迎えください。

●冬休みの健康生活

1 規則正しい生活を心がけましょう。
 年末年始は、外出する機会も多かったり、テレビやラジオも特番をやっていて、ついつい深夜まで起きていたり・・・なんて事になりがちです。また、3年生は冬休みに、受験勉強をがんばっているかもしれません。普段の生活のリズムをできるだけこわさないように心がけましょう。同じ6時間の睡眠をとるにしても、11時に寝たのと、2時に寝たのでは、疲れの回復が大きく違ってくるそうです。
2 適度に体を動かしましょう。
 クリスマスやらお正月やら、ごちそうを食べる機会も多くあります。適度に体を動かしてカロリーを消費しましょう。寒い時期ですから、無理にスポーツをするのもたいへんです。大掃除の手伝いをするとか、ふとんの上げ下げをするとか、日常生活の中で体を動かしましょう。
3 誘惑に負けないようにしましょう。
 みんなで集まってクリスマスパーティー、楽しくて盛り上がり、つい「タバコくらいなら」「カクテルをちょっと」などということが絶対にないようにしてください。これらは、成長期のみなさんの体に悪いのはもちろんのこと、法律でも禁じられていることなのです。
4 家族の一員としての役割を果たしましょう。
 年末年始は、大掃除をしたり、おせち料理を作ったり、しめなわを飾ったり、初詣に行ったりと、いろいろなことが経験できる時でもあります。あなたも、大切な家族の一員です。都合のいい時だけ「勉強があるから」と言って逃げずに、何でもいいから自分のできることをやってみてください。

●タバコの害
  私たちの健康と社会環境について

*たばこをすうきっかけ
好奇心、反抗心、大人へのあこがれ、仲間意識
*喫煙による症状
たん、せき、運動したときに息切れする、体重が増えない、胃が痛む、身長がのびない
 たばこの煙にはニコチン、タール、一酸化炭素などの有害な物質が含まれています。青少年がたばこを吸い続けると、せきなどの呼吸器症状や呼吸機能の低下がよくみられます。
 喫煙開始年齢が早いほどガンや虚血性心疾患の発病とそれによる死亡率が高くなる傾向がみられます。
 たばこには依存性(習慣性)があるので、ちょっとした興味や友達にすすめられても、絶対に吸わないようにしましょう。
*警告
たばこはなかなかやめられない!初めから吸わないようにしよう!
 たばこを吸わない人もたばこの煙で汚れた空気を吸うことによって喫煙と同様に健康を害する事を知っていましたか?たばこには主流煙といって吸い口から直接喫煙者の肺に入る煙と、副流煙といってたばこの先から出る煙があります。実は有害物質は主流煙より副流煙に多いのです。たばこの煙にはできるだけ近づかないようにしたほうがいいでしょう。