ついこの間まで暑い日が続いていたのに、すっかり秋めいて過ごしやすい季節になってきました。玄関の木も紅葉し、そして落葉しています。
 この季節、さわやかで過ごしやすいのだけれど、朝晩の気温と昼間の気温が大きく違っています。油断をすると体調をこわしてしまいます。汗の始末をしっかりし、衣服の脱ぎ着で上手に体温調節をしてかぜなどひかないようにしましょう。
 「読書の秋」、「スポーツの秋」、「食欲の秋」・・・いろいろなすばらしい秋を満喫してください。
 

● 10月10日は『目の愛護デー』

 
 
 心の力を抜く、心をたくましくする、感性をみがく・・・・・口で言うのは簡単だけど、これって結構むずかしい。からだにいいことはしてるけど、こころにいいことあなたは何かやってる?
 こころの水分が不足したら、ちょっと読んでみてください。こころだって水をやらなければ、枯れてしまうのだから・・・

 
Lesson 1   やりたいことを書いてみよう
「あれもやりたいし、これもやりたい」
「あれをやってみたいけど、できないかもしれない」
「なにがやりたいかよくわからない」
ときどき、こんなふうに
どうしていいか、わからなくなることがある。
そういうときは、とりあえず、
やりたいことをぜんぶ書きだしてみよう。
それから、深呼吸して、
書きだしたものをながめてみる。
いちばんやりたいことは?
自分ひとりでできることは?
あとまわしでもいいことは?
とってもやりたいけど、すぐにできないものは?
だれかの助けがいることは?

たとえば「海外に留学したい」とか、
「将来、デザイナーになりたい」ということなら、
それなりに、準備や勉強がひつようになってくる。
そのためには、それなりの用意や家族の助けがひつようで、
いますぐできるものではない。
長期的にしっかりしたプランを考えよう。
だけど「ともだちをふやしたい」とか、
自分らしくなりたい」ということなら、
すぐにでも実行できるはず。

やりたいことを書きだすと、
自分が、なにを、どの順番でやればいいかが、よくわかる。
案外、すごーくやりたいとおもっていたことが、
そうでもなかったことに、気づいたりもする。
Lesson 7     つらいことを人に言う
かなしいことや、つらいことを
いつもいつも人にはなすのは、
マイナスのエネルギーが
生まれてくるようでこわい。
だけど、ときどき、
なかのよい友だちや兄弟、
信頼できる人に、そっと、
自分の気持ちをはなしてみよう。

人にはなすと、
自分のなかにためこんでいた、
おもい気持ちやくらい気持ちが軽くなる。
はなしているうちに「たいしたことでもなかったなあ」 と、
おもうときだってある。

人とはなすことは、
いちばんのセラピー。
ときどきは、人にたよったって、
全然かまわない。
「こころに水をやり育てるための50のレッスン」 (大和書房)
  著  廣瀬 裕子
  絵  杉浦 明美 より

● ありのつぶやき

 先日薬物乱用防止教室がひらかれました。どのようなことが頭に残ったでしょうか。 「たばこは20歳まですってはいけない。」「薬物には絶対手を出してはいけない。」「たばこや薬物は体に悪い」・・・頭では、誰もがわかっていることだと思います。
 でも、もし、親しい人からすすめられたら、きちんと断ることのできる勇気をあなたは持っていますか?友だちがたばこをすっていたら、「ダメだよ。」と言ってあげられますか?
 まわりに流されることなく、正しい行動がとれるようにしましょう。