Lesson 1 やりたいことを書いてみよう 「あれもやりたいし、これもやりたい」 「あれをやってみたいけど、できないかもしれない」 「なにがやりたいかよくわからない」 ときどき、こんなふうに どうしていいか、わからなくなることがある。 そういうときは、とりあえず、 やりたいことをぜんぶ書きだしてみよう。 それから、深呼吸して、 書きだしたものをながめてみる。 いちばんやりたいことは? 自分ひとりでできることは? あとまわしでもいいことは? とってもやりたいけど、すぐにできないものは? だれかの助けがいることは? たとえば「海外に留学したい」とか、 「将来、デザイナーになりたい」ということなら、 それなりに、準備や勉強がひつようになってくる。 そのためには、それなりの用意や家族の助けがひつようで、 いますぐできるものではない。 長期的にしっかりしたプランを考えよう。 だけど「ともだちをふやしたい」とか、 自分らしくなりたい」ということなら、 すぐにでも実行できるはず。 やりたいことを書きだすと、 自分が、なにを、どの順番でやればいいかが、よくわかる。 案外、すごーくやりたいとおもっていたことが、 そうでもなかったことに、気づいたりもする。 |
Lesson 7 つらいことを人に言う かなしいことや、つらいことを いつもいつも人にはなすのは、 マイナスのエネルギーが 生まれてくるようでこわい。 だけど、ときどき、 なかのよい友だちや兄弟、 信頼できる人に、そっと、 自分の気持ちをはなしてみよう。 人にはなすと、 自分のなかにためこんでいた、 おもい気持ちやくらい気持ちが軽くなる。 はなしているうちに「たいしたことでもなかったなあ」 と、 おもうときだってある。 人とはなすことは、 いちばんのセラピー。 ときどきは、人にたよったって、 全然かまわない。 |