●インフルエンザ大流行

 2年生を中心にインフルエンザと思われる、有症者及び欠席者が増加しています。2年A組では、16日の午後から17日を学級閉鎖としましたが、それ以外の学級でも、徐々に増えてきています。
 今回のインフルエンザは、高熱・のどの痛み・咳が主な症状です。これは、県内で出ているA型の症状と一致します。
 1日も早く回復するように最善を尽くしましょう。
 
★次のことに気をつけてください。
1 学校では…換気を行う。
2 食事の前、外から帰った時には…うがい・手洗いをする。
3 規則正しい生活をする。
4 部屋の湿度を上げる
5 人混みは避ける
6 調子が悪いと思ったら、早めに医師の手当を受ける。
7 調子が悪かったら、静養に努める。
8 朝、熱があったら無理して登校しない。
(参考資料)
☆診断
「迅速診断キット」ですばやく診断
 近年、インフルエンザ用の迅速診断キットが開発され、わずか10〜20分で診断することが可能になりました。
 インフルエンザウィルスを検出する方法は、のどや鼻の中を綿棒でこすって検体を採取します。これを使うことにより、かなり正確に診断が可能となりました。
☆治療
原因療法
 インフルエンザの治療には、抗ウィルス薬による原因療法と、症状を緩和するための対症療法があります。ちなみに一般のかぜでは原因療法がないため、対症療法に限られます。
原因療法
 インフルエンザの原因はウィルスです。原因がウィルスであるので、ウィルスを殺したり増殖を抑えたりすることができれば、治ります。しかし、ウィルスに効果のある薬はほとんどありません。
 しかし、インフルエンザの治療に関しては、最近めざましい発展がありました。ウィルスの増殖を抑える薬が認可されただけでなく、新しい薬剤も開発されたのです。
 これらの薬は、十分な効果が確認されています。抗ウィルス薬はウィルスの増殖を抑える薬なので、発症から時間がたつと効果がなくなってしまいます。早く使うほど効果が高く、発熱から48時間以内であれば効果が期待できます。