平成3年度 |
6月 7月 夏休み 9月 10月
12月 1月 2月 自然教室
6月は雨の日が続く梅雨に入ります。「梅雨」というのは、「梅の実がなる頃に降る雨」という意味で、ちょっと聞いたときにはなかな美しい呼び名です。しかし実際は、じめじめしていやな季節ですね。気温が高い上に湿度も高く体調をくずしがちです。「お腹が痛い。」「頭が痛い。」る人がふえています。生活のリズムを自分で整えましょう。
むし歯は、ストレプトコッカスミュータンスという細菌が作る歯の病気です。食物を食べた後、小さな食べ物のかすが、歯と歯の間や奥歯のくぼみに残ります。その食べ物のかすにミュータンス菌が働いて“酸”を作ります。その“酸”が硬い歯をとかすのです。
むし歯が他の病気と違うのは、一度むし歯になると元には戻らないということ、また放っておいても自然に治ることは絶対にないということです。
早期発見・早期治療が大切です。
歯科検診の時に、なにやらわけの分からない記号を言われて「何だろう。」と思った人はいませんか?あの記号は、むし歯の進み具合いの程度の記号なのです。
早いうちに治療した方が、お金も時間も痛みも少なく治療することができますよ。
現在、歯科検診の結果報告を作成中です。痛くてがまんできなくなる前に、できるだけ早く歯科医で治療を受けるようにして下さい。
いよいよ本格的な夏の到来です。
これから夏に向かって規則正しい生活を送り、また身体を鍛えて、夏バテ防止にこころがけて下さい。
◆ 清涼飲料水を飲みすぎると....
1 砂糖のとりすぎ→ふとる,むし歯になる,カルシウム不足で骨折しやすくなるジュースには20〜30gの砂糖が含まれています。1日に必要な砂糖の量は約20gです。ジュース1本だけで、1日分の量を越えています。
2 食欲がなくなる→水分のとりすぎで満腹になってしまい、食事が食べられず、栄養不足になります。
3 食品添加物がたくさん入っている。→ジュースには着色料,甘味料,香料,酸化防止剤などの添加物が入っています。
ファッションにこだわって下着を着用しない人や、デザインを重視しすぎて、実用性や効用を無視した下着選びをしている人が多いようです。
吸水性や透湿性という下着の効果が、最大限に発揮される夏こそ、下着の選び方や下着を着ることの大切さを知っておきましょう。
・下着を着ていないと、汗や汚れが直接洋服について汚れるうえ、びっしょりぬれて生じる不快感があります
・化学繊維の下着を着た時、衣服内温度は綿の下着を着た時よりも高く、暑気をやわらげられないことがわかります。
・綿の下着は、肌ざわりもよく、汗や汚れを吸い取り、暑気をやわらげる効果もあるので、夏の下着に適しています。
<吸水効果>
下着は汗を吸いとり、洋服を汚さないようにする働きがあります。
<透湿効果>
下着は皮膚から出た汗の約80%を外気中に放出する働きがあります。
◎下着を着た方が暑さはやわらぐのです。
いよいよ待望の夏休みが始まります。長い休み中は、解放感からこれまでの生活リズムを崩しがちです。生活のリズムが崩れると、体調まで崩してしまいます。規則正しい生活を送り、夏バテなどしないように気をつけましょう。
また、部活動をまじめにする、勉強をがんばる、家の手伝いをしっかりするなど、自分なりの目標を立てて、長い夏休みをのりきりましょう。
1 規則正しい生活を送る。
・リズムが崩れて起こる症状
頭痛、食欲減退、めまい、貧血
2 朝の排便を習慣化する。
・うんこの色による健康チェック
健康バナナ状、茶色
灰色肝臓や胆のうの病気
赤色赤痢、直腸ガン、かい虫、痔
黒色ひどい便秘、胃腸からの出血
緑色緑色野菜を多く食べた時
*うんこの3分の1は細菌です。お腹の中にためないようにしましょう。
3 冷たいものをとりすぎない。
・特にアイスクリーム、ジュースの飲み過ぎからくる異常
食欲減退、肥満、下痢、腹痛、胃炎、腸炎、栄養失調、体力減退
4 三度の食事をしっかりとる。
・栄養のバランスを考えて
野菜、豆類、魚、肉、卵、牛乳、海そうなどを多くとるようにこころがける。
5 食中毒、伝染病に注意
・火を通してから食べる。
冷蔵庫に入れておいたから安心というのではダメ。冷蔵庫の温度では、細菌の繁殖は防げません。
6 扇風機、クーラーのかけっぱなしをしない。
・体温調節ができない。
体の一部分だけを冷やすと、そこの部分の血管が縮んで、反対側の血管との間に差ができ、体温調節にくるいができかぜをひきやすくなるのです。
7 適当な運動をしましょう。
<症状>
・あくびやめまいがして、頭がぼんやりしたり痛くなる。
・呼吸が大きくなる。
・吐き気がする。
・汗がとまって皮膚がかわく。
・顔が赤くなる。
・症状が重くなると意識がなくなって倒れてしまう。
<処置>
・衣服をゆるめ、木陰などの風通しのよいところで寝かせる。
◎足よりも頭を高くする。
・ぬらしたタオルで体をふいて、体を冷やす。
・意識があれば、冷たい水を少しずつ飲ませる。
<予防>
・外に出るときは、帽子をかぶる。
・直射日光の下に、長時間続けていない。(部活動などの場合は、適当な休憩をとる。)
・体育館の中も高温多湿になるので注意。
・水分を十分にとる。
・クーラーのたよりすぎに注意。
温度・湿度が高いときは、胃液の分泌が低下し、胃酸による殺菌効果も落ています。
こんな時に、飲料水を飲みすぎると、胃液を薄める結果となったり、冷たいものをとりすぎると、胃腸に刺激を与えたりして、下痢を起こしやすくなります。
ですから、冷たい飲物をとりすぎないように心がけ、快適な生活をして下さい。
*夏休みは病気をなおすチャンス
「部活動や塾があるから病院に行けない。」と言っているあなた!40日間ある夏休みの間に、必ず病院に行って、治療・検査を受けておきましょう。
また、治療が終わったら受診報告書を学校まで提出してください。
ないほうがよいことですが、もしも、けがをしたり、大きな病気にかかったら、学校か学級担任の先生に連絡して下さい。
そんな連絡がないことを祈っています。
◎二学期の始業式には、元気な顔で会いましょう。!!
体育大会まであと1週間になりましたが、体調は大丈夫ですか?
暦の上では秋になったとはいえ、まだまだ残暑は厳しいようです。そのうえ、体育大会の練習も太陽の下で行わなくてはなりません。
2学期になってから欠席者も大変多く、調子が悪くて保健室に来る生徒もたくさんいます。体調を崩さないように一人ひとりが気をつけ、ベストコンディションで体育大会に臨みましょう。
各ブロックの健闘を祈ります。
1朝
@早く起きる。
@朝食を必ず食べる。
2食事
@1日3食きちんととる。
@おやつ、ジュースをだらだらと食べない。
朝食は1日の活動のエネルギーとなる大切な食事です。
りんご1個、牛乳1杯でもいいから食べてきましょう。
3生活
@汗をかいたらすぐに拭く。
@下着・体操服は毎日取り替える。
@疲れと汚れをとるために、毎日お風呂にはいる。
4睡眠
@12時までには寝る。
@睡眠時間を十分にとる。
@朝方は冷え込むので、寝冷えに注意。
練習の後、汗をだらだらと流したままにしている人をみかけます。かぜの原因にもなりかねませんので、必ずハンカチかタオルを持ってきましょう。
練習後、給食前のうがい・手洗いはできていますか?
・つめがのびていると生つめがはがれやすい。
・つめがのびていると友達をひっかいてしまうことも....
・切るときはあまり深く切らないないように。
・つめは1日に約0.1mmのびます。
・つよい体”とは....
病気やケガがなく、健康な体のこと。
・つよい心”とは....
自分の決めたことをやり通す強さ
苦しいときにも最後までやりぬく強さ
良いことは良い、悪いことは悪い、と判断のつく強さ
強い心と体で、体育大会に臨みましょう。
練習もしっかり頑張りましょう。
10月に入ってすっかり秋らしくさわやかになりました。勉強にもスポーツにも一番力が入る時期です。それぞれ自分の目標を持って努力しましょう。
@夜更しして頭がボーッ、頭が痛い、頭が重い、ムカムカする
@かぜ気味なのに下着もつけないで気分不良、悪寒
@肌寒さを感じるのに薄着をしてかぜ、腹痛
@朝寝坊して朝食抜き(お腹がすきすぎて)胃痛、気分不良
@排便をしたのがいつかわからないくらい前でお腹がはる、腹痛ムカムカする
◎ほんのちょっと気を付ければ、予防できることではありませんか?
最近、かぜをひいて、のどが痛いとか、鼻水が出るとか、頭が痛いとか、しんどいとか言って、保健室に来る人や休養する人が大変多いように思います。また、一週間のうちに続けて何日も保健室にやって来る人もいます。初期のうちにしっかり治しておきましょう。
朝晩は冷え込んでいます。体温の調節をして、かぜをひかないように、注意しましょう。
自分の健康は自分で守ろう!
日本人は小さい頃からCM等の影響で薬を身近で手軽なものと考え、何でもすぐ薬に頼ってしまうところがあるようです。薬について正しい知識を持った上で正しく使いましょう。
<薬は両刃の剣>
1 薬はもともと毒なのである。(化学物質で人体にとっては異物である。)
2 体に悪影響を与えない薬はない。
3 体に備わった自然治癒力を助けるものだから、予防薬はない。
<薬を飲むときには...>
1 決められた量・飲む時間等を守る。
2 勝手な判断で2種類以上の薬を飲まない。
3 コップ1杯の水かぬるま湯で飲む。
(お茶、ジュース、牛乳などで飲むと効果がなくなる場合もある。)
《自然治癒力とは》
人間の体にはもともと「自然治癒力」というすばらしい力が備わっています。これは体自体が故障した箇所を修復しようとする力です。薬というのはこの自然治癒力を助けようとするものです。つまり、病気を治すのは薬ではなく、自分自身の体なのです。
<自然治癒力を高めるためには>
・規則正しい生活
・バランスのとれた栄養
・適度な運動と休養
爪は指先を守る役目をしていますが、必要以上に長くなると、自分やあるいは他人までも傷つけてしまいます。
また、目に見えないバイキンの住みかでもあります。
安全と衛生の二面から考えてみて下さい。
寒さがずいぶん厳しくなってきました。かぜによる欠席者や、頭が痛い、気分が悪い、お腹が痛い、といって保健室へ来る人が、大変多くなってきています。今年のかぜは、腹痛がおこったり、ひどい場合には、おう吐下痢をしたりするようです。
「かぜは万病のもと」といわれるようにこじらせると肺炎などの重い病気にかかることもあります。
かぜをひかないように気をつけるとともに、もしかかってしまったら少しでも早く治すように努めましょう。
寒くなると、のどや鼻の粘膜に十分な血液が行きわたらず、その部分の抵抗力がおちます。そのため、かぜの細菌やウィルスがのどや鼻から入りやすくなります。また、菌を増殖しようとするために、かぜひきの人が増えるのです。
くしゃみ、せき、のどが痛い、鼻がムズムズする、鼻水、など、まず鼻やのどにいろいろな症状が現れます。
冬の健康管理について考え、かぜにかからない生活を実践しましょう。
いよいよ本格的なかぜのシーズンの到来です。“かぜは万病のもと”とも言われます。自分自身 でしっかりと健康管理をして、かぜをひかない抵抗力と、かかっても早く治る体力を、日頃から身につけておきたいですね。
1 規則正しい生活をする。
・夜ふかしはしない。 睡眠不足、うたたねはかぜのもと。
・体を冷やさない。 気温の寒暖で、衣服を調節しよう。
・適度な運動をする。 運動後の汗の処理をきちんとしよう。
・食事をきちんとる。 栄養のバランスを考え、1日3食きちんととろう。
2 空気の入れ換えをしよう。
部屋をずっと閉め切ったままにしておくと、呼吸で出てきた二酸化炭素やかぜのウィルスが部屋の中がいっぱいになってしまいます。そのために、頭が痛くなったり、気分がが悪くなったりしてしまうのです。
1分間だけ窓を開けておいたので十分に効果はあるのです。少しの間寒いのを我慢して、窓を開けて換気をしてください。
3 うがい・手洗いをしよう。
かぜが他の人にうつるのは、空気中や物にくっついているかぜのウィルスが、手についたり、のどから入ってきたときにうつるのです。その、のどや手についているウィルスを洗い流してやれば、かぜはうつりにくくなります。
人のたくさんいる所へ行ったときや、食事の前にはうがい手洗いをしましょう。
無理をしないで安静にし、保温に気をつけ暖かくして、消化のよい栄養のある食事をとりましょう。
また、症状がひどければ、できるだけ早く病院で治療をうけましょう。
立春を迎え、暦の上では春になりましたが、一番寒さの厳しい時期がやってきました。3学期も、残りわずかになりました。健康安全に気をつけて、1年間のしめくくりをしましょう。
今週になって、かぜによる欠席者・罹患者(かぜをひいている人)が大変増えています。今回の症状は、全身倦怠感(体がだるい、しんどい)、腹痛などです。
大流行させないために、一人一人が気をつけて下さい。(15日・16日の部活動は中止です。)
1 規則正しい生活をする。
栄養・保温に注意し、過労や不摂生をさけて、充分な休養をとる。
2 患者の見舞いはしない。
3 人ごみの中への外出はひかえる。
4 うがい・手洗いをする。(外出から帰った時、食事の前など)
5 換気をする。
6 調子の悪い場合には早めに医師の診断を受け、静かに療養しておく。熱があるのに、無理して登校しない。
◎ 学校で授業が受けられるか、家で安静に休養した方がよいか、医師の診断を受けた方がよいか・・・等適切な判断をとりましょう。
1 1週間前から気をつけよう!
3度の食事は、必ずきちんととりましょう。
排便の時間を整えておきましょう。
早寝早起きを、習慣づけておきましょう。
病気にかかっている人は、必ず医師の診断を受けて、学級担任の先生に結果を報告しておきましょう。
2 当日の朝、チェックしよう!
今朝は、すっきりと目がさめましたか。
熱っぽさや、だるさはありませんか。
朝食は、おいしく食べることができましたか。
排便はきちんとすませましたか。
もしもに備えて、健康保険証を用意しましたか。
3 室戸へ行っても、ハメのはずし過ぎは禁物!?
起床時間、消燈時間を守りましょう。夜ふかしや、暴飲暴食など生活のリズムの乱れから 腹痛をおこしたり、気分が悪くなったり、体調をくずすことがあります。
また、なま水はできるだけ飲まないようにしましょう。のみ過ぎは腹痛をおこすもとです。
いつもと違う場所と雰囲気で緊張感がなくなりちょっとした気のゆるみからケガを招きかねません。
<女子生徒のみなさんへ> −女性としてのエチケット−
1トイレの使用について
自然の家のトイレ、学校のトイレ、自分の家のトイレにかかわらず、次 に使う人が気持ちよく使えるように心がけましょう。
・便器を汚してしまった場合は、自分できれいにしておきましょう。
・ナプキンは汚れた部分が見えないように折って、トイレットペーパーにつつんで汚物入れの中に入れましょう。
2生理について
@全員準備して行きましょう。
中学生の時期は、まだ生理の周期が決まっていない人も多いと思いま す。また、旅行中は環境が変わるために急に生理が始まったりするかも しれません。
生理が始まる予定の人やなりそうな人はもちろん、終わってしまった人やまだ初潮をむかえていない人も、全員念のために、生理用ショーツとナプキンを準備して行きましょう。
Aシーツについて
生理の時の心配ごとのひとつは、夜寝る時のこともあります。「もしもれてしまったら・・・」心配な人は、タオルを敷いて寝ることができるように、準備ができるといいですね。
もしも誤ってシーツを汚してしまっても、かくさずに先生まで連絡して下さい。
B生理痛のひどい人
生理中の状態は、人によって、またその時の体調によって全く違います。「体調が悪いな。」と思ったら先生に連絡して下さい。