平成7年度 |
新入生を迎えて、新学期が始まりました。今年度も、健康に注意して、楽しい学校生活が送れるようがんばりましょう。
毎月、健康に関することや、保健行事について「ほけんだより」を発行します。質問などがあったら、遠慮なく保健室までどうぞ。
風薫る5月、緑あふれる5月、さわやかな季節がやってきました。人間が一番動きやすい条件は、気温が20℃、湿度が65%、そして少し弱い風がある時だそうです。まさに5月がこの条件にぴったりの時期といえます。
しかし、めまぐるしかった4月やゴールデンウィークの疲れが出てくる時期でもあります。休養を上手にとって、活動的な5月にしたいですね。
新学期が始まって1ヶ月、規則正しい生活ができていますか?
自分の生活を振り返って、生活のリズムを、再確認してみましょう。
1学期には、いろいろな健康診断があります。その結果を、みなさんはどう受けとめているでしょうか。健康の状態は、ひとりひとり違います。同じものさしで、「よい」とか「悪い」とかはかれるものではないし、平均だからいいというわけでもありません。健康の状態もみなさんの大切な「個性」のひとつだと思います。
中学生の時期は、それぞれの個性が確立されていく大切な時期です。自分のからだと正面から向き合う大切なチャンスとして、健康診断の結果を見つめて欲しいと思います。ただ、結果は結果としてきちんと受けとめ、治療の必要がある場合には、できるだけ早く病院を受診することをおすすめします。
健康診断や検査などで異常が発見されたり、病気の疑いのある場合には「治療勧告書」を渡しますので、早めに専門医の診察を受けて、その結果を学級担任の先生まで届けて下さい。なお、異常のない場合にはお知らせしません。
集団検診のため、疑わしいものはすべてチェックするやり方ですので、「治療勧告書」が届いたからといって、すぐに異常だということではありませんが、早期発見・早期治療によって自分の健康を守ってほしいと思います。
健康診断の結果などでわからないことがあったら、遠慮なく保健室まで質問に来て下さい。
学校のトイレは水洗トイレですから、水が使えない時などには、トイレも使えなくなりとても困りますね。人間の自然な欲求として、排泄があり、それが思うようにできなくなると、健康にも害をもたらします。
さて、そのトイレですが、あなたはきれいに使っていますか。毎日絶対に使わなければならない所だからこそ、汚いところだからこそ、きれいに使うことが大切だと思うのです。