胎名? H11,9,14

 名前は一生ものなので、子どもの名前をつけるのって、やっぱりいろいろ悩んでしまう。1人目も2人目もだんなさんが名前を考えた。女の子だったらだんなさんが考える、男の子だったらありんこが考える、ということにしていたからだ。3人目も例にもれず、「女の子なんだから考えてね。」とだんなさんまかせにした。前回使った本を出してみるが、いいものがなく、結局新しい本を買った。名前を考えるときにも、職業病がでてしまう。「○○○はどう?」「前の学校に悪い子がおったけんダメ。」その生徒もたまったもんじゃない。
 ところで、今は、エコーでおなかの中の胎児の様子がよくわかる。先生は検診へ行くたびに、いろいろなコメントをくださった。「お鼻が高いですね。」「手をお顔の前に持っていっているので、顔が見えませんね。」等々・・・当然、男の子か女の子かもわかってしまうのだ。何ヶ月頃だったろうか。「男の子か女の子か言いましたかね?女の子みたいですよ。」この先生、結構平気で言ってしまうらしい。私は、あまりこだわらない方ので「やっぱり女か・・・。」と思っただけだったが、「聞きたくなかった。」と、怒りを爆発させた妊婦さんもかなりいたらしかった。
 さて、女の子とわかって家に帰ると、だんなさんはちょっと(かなりかも?)ショックだったみたい。帝王切開では2人しか生めないと信じていた彼は、妊娠がわかったときも「嘘だろ。」という反応だった。ようやく今では帝王切開でも3人生めるということがわかると、ここで欲がでてきたらしい。あれほど1人目のときは女の子がいいと言っていたのに・・・、3人なら1人くらいは男でもいいな、と思ったらしい。(女ばかりに囲まれ、味方を増やしたかったのだろう。)お姉ちゃんたちは、女の子というのがわかると、早速名前を考え始めた。だんなさんはというと、まだまだ抵抗している。「男だと言われたら○○が見えたのだからまずまちがいないけれど、女だと言われたのは○○が見えなかったからであって、確定ではない。」とわずかな期待に賭けていた。
 さて、本題に戻るが、新しい妹の名前はお姉ちゃんたちの意見により、「まいか」と決まりかけた。舞華、麻衣香、漢字は後から考えるとして・・・。でも父は反対。いかの種類みたいだからダメ。生まれるまで決まらず、しかも、結局「まいか」は採用されなかったが、姉ふたりは、ずっとおなかの中の子に「まいかちゃん」と呼びかけていた。これって、今はやりの胎名ってやつかな?
    
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