育児相談 H12,3,3

 町の保健センターで、2ヶ月に1度育児相談なるものがある。同じ月齢の乳児を対象にして、保健婦さんが計測をしたり、事前のアンケートをもとに栄養指導や育児指導などをしてくれる。○ヶ月検診のようなものだ。保健婦さんとしては、育児相談という名目ではあるが母親同士の交流の場にして友達を作り、お互いに行き来をしてほしいというねらいもあるようだ。確かに、一人目を生んだ頃、町内に友達なんか一人もいなくって、淋しい思いをしていた。小さい子どもがいて出かけることも十分できず、悶々として毎日を送っていたように思う。自分でも少し育児ノイローゼなのではないかなと思うこともあった。数ヶ月に1度のこの外出が待ち遠しくてたまらなかった。残念ながら、友達といえるほどの人はできなかったが、顔見知りは増えた。今の幼稚園のPTAの活動にも役立っている。
 
 さて、あやのも9月からこの育児相談に行っている。6・7月生れの8人のお母さんと子どもたちが同じグループになっているのだが、極端に2分割している。30代半ばの3人目のお母さんが3人、残りの5人は20代半ばまでの初めての子どもで、中には10代のお母さんまでいる。(お母さんのお母さんつまりはおばあちゃんが42才だそうだ。驚き!!)
 30代組は私を含めてみんな、少し間があいてできた子どもさんだった。そして、上二人は同姓。「今度こそは!」という家族中の期待を裏切り、3人とも同姓。でもみんなベテラン、落ち着いたものである。(私はちょっと自信がないけど?)
 「できちゃった婚かな?」と想像してしまう若いママたちもそれぞれのようである。ヤンママバリバリで、「ミルクもマグマグで一人が持って飲むから楽ちん。」というママから、「ずっとだっこしておかないと泣くんです。」「顔をひっかいて傷を付けるから、ミトンをしておけとおばあちゃんが・・・」というママまでいろいろである。
 とにかく町内の同級生であり、12年後には同じ中学校へ入学して一緒にPTA活動をすることには違いない。

 

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