小千命御手植の楠   目通り11m/樹高15m/愛媛県 大三島町 大山積神社 国指定天然記念物


  

●大山祇命をまつる日本の総社とされる大山積神社の境内中程にあり、樹齢は神武天皇の御代に芽吹いたという
 ことから2600年とも言われている。幹に大きな空洞があり、いかにも神さびた樹影を呈し、枝は低く四方に
 棚引いている。境内には胸高幹周1m以上の楠が30本あまりあり、本樹の他に、日本最古の楠とも言われる
 「能因法師雨乞いの樟」などという曰くありげな枯れ木もある。神聖な境内にあって、その様が大変美しい。