生涯計画

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(最終更新日:03/01/16 01:17:16


生涯計画とは?(2003-01-15)

 生きる為には、健康、資金、人、物、環境等が必要です。安定して生活する為には、それらの計画が必要です。誕生時、就学前、小学生、中学生、高校生、大学生、独身、結婚、子育て、老後等に分けられます。それを、どこでだれとどうやって(資金と支出)暮らすかが大切です。

 老後は、60歳から81歳(平均寿命)です。仕事の定年を60歳、年金の支給開始が70歳とすると、その間の10年間をどうやって暮らすか、その後の生活をどうするかが問題です。そんなのは考えてもしょうがないと思われる方は今の生活を楽しめばいいと思います。また、備えをしていても100%安心とも限りません。でも、安心に生活できる確率は上がると思います。その時になって準備しようとしても間に合いません。

 夫婦二人で、20年間生活するにはいくら必要でしょうか?(持ち家でローン終了)
6000万円で、月25万円(年間300万円)必要です。インフレ・リスク。

分類 夫婦二人 単身  
総額 6000万円 3600万円  
年額 300万円 180万円  
月額 25万円 15万円  
食費 48,000 26,000  
水道光熱費 18,000
・電気代 7,700円
・ガス   4,800円
・水道  3,800円
11,000  
日用品 11,000 6,000  
被服 9,000 6,000  
税金、健康保険 25,000 9,000  
交通・通信費 21,000 10,000  
保険・医療 14,000 8,000  
雑費 64,000 39,000  
       
       
       

 年金は、大きく分けると、国民年金(個人単位で納める、13,300円(2003年)、65歳から)と厚生年金(会社員、給与に応じて納める、60歳から)があります。会社員は、国民年金と厚生年金の2階建てで、60歳から厚生年金、65歳から夫婦で国民年金も合わせてもらえます。但し、制度は変わりますので注意が必要です。公務員は厚生年金の代わりに共済年金が受け取れます。国民年金だけの人は、この理由で受取額が少なくなります。

 厚生年金は、男性はS36年4月2日以降生まれ、女性はS41年4月2日以降生まれの人は、満65歳以上でなければ年金がもらえないため、そう支給額が減ります(H12年年金法改正)。

 国民年金は20歳から60歳未満の全ての国民に加入義務があり、65歳から死亡するまで支給されます。国民年金は、25年以上加入してないと、1円も支払われません。また、未納期間があると、満額(月額 約67,000円)はもらえず、支給額が減額されます。この額は生涯変わりません。また、繰上げ支給で60歳でもらうと、約46,900円(満額、65歳支給開始時の70%)。この額も生涯変わりません。繰り下げ支給もあります。

 厚生年金(共済年金)は、会社員(公務員)が加入し、60歳(2003年に42歳以下の人は65歳)から支給されるものです。改正前に比べると1000万円以上の開きがあります。会社員の妻(専業主婦)は、会社員の夫の給与から天引きされる国民年金に加入しています。死別・離別時は受給資格を失います。

 老後の不意の出費は、上記以外にこんなにあります。

  • 医療費 2007年から75歳未満は3割負担です。60〜70歳で病気にかかる率がぐ〜んとあがります。
  • 修繕費 住宅ローンを完済していても住居の老朽化による修繕(耐久年数は26年)、バリアフリーによるリフォーム代。
  • 保険料 更新型の場合、年齢上昇に伴い、保険料の支払いが増大。60歳を過ぎた時点で3〜5倍に上昇。

 夫と妻の平均寿命の差は、7年。この間の生活費は、妻の国民年金だけになります。それを補うのが、夫の死亡保険金です。着目点は、妻の国民年金の支払いは65歳から始まり、夫の死亡率は65歳から急上昇する点です。厚生年金の場合、遺族厚生年金が75%支給されるので、その分を保険金から削除できます。国民年金の場合も子供が18歳未満なら遺族年金が出ます。死亡保険金の額は、まず、生活費を求め、そこから国民年金(厚生年金等を含む)を引いた額で決める事ができます。住宅ローンも殆どの場合、団体信用生命保険に加入しているので、夫が死亡したら住宅ローンを肩代わりしてくれますので、考慮する必要がありません。

 

対策

  • 貯蓄 生活費、修繕費
  •  
  • 食費  48,000円

  •  18,000円

  •  11,000円

  •    9,000円

  •  25,000円

  •  21,000円

  •  64,000円

単身なら、月15万円で、3600万円です。


 人生を80年とすると、4つに分けられると思います。人生を24時間に例えるとわかりやすいと思います。

  1.  0〜20歳(6時)

  2. 20〜40歳(12時)

  3. 40〜60歳(18時)

  4. 60〜80歳(24時)

項目 胎内 義務教育前 義務教育 義務教育後 社会人
対象年齢 〜00歳 00歳〜06歳 07歳〜15歳 16歳〜18歳以上 19歳以上
主な目的 能力開発 能力開発      
           
           
           
           
           
           
           
           
           
    本人にまだ自覚がないため、本人が楽しくでき、好み(親の想像)や適正で可能性を伸ばす勉強が大切 自分で判断できるようにする。    

 人間の学習能力には、ハード的な頭脳、運動神経、筋肉等が影響します。これらには、DNAの遺伝的影響と育った環境が
大きく影響します。遺伝的影響は、配偶者を誰にするかということと偶然性で決まり、環境的影響は、育った環境で決まり
ます。学習能力が大きく育つ時期は限られており、その時期に何をするかが将来に大きく影響を与える可能性があります。
但し、環境と本人の相性の問題もあり、やった結果が必ず現れるとは限りません。

 「頭がいい」という事は、脳の神経回路の結びつきが複雑であることであり、これは生後1〜2ヶ月で急増し、8ヶ月で2倍に
増えます。5〜6歳頃までにいらない回路を削ぎ落とし、必要な回路だけをつないでいきます。繋がらなかった回路は一生
そのままで、才能には締め切りがあるということになります。例えば、ヴァイオリン。ヴァイオリンを演奏するためには、小指が
人並み以上に動くことが必要です。


 年齢を重ねれば、学習しても効果がないとかそんなことはありません。

 昔の習い事は、「お花」、「日舞」、「習字」とか見栄に関する事が多かったですが、最近は、「パソコン」や「英会話」とかの
実用的な習い事が主流です。いろんな事を学ぶ事は人生を豊かにしてくれますし、教えれるものを持つ事は自信につながり、
人とのつながりが増えます。

文科系: 1)英会話、2)料理、3)パソコン、4)フラワーアレンジメント、5)トールパイント
体育系: 1)エアロビクス、2)水泳、3)ダンス

勉強方法

 テストには、テスト用の勉強があります。良い点が取れる効率のいい方法、合格する方法です。それ以外に、自分の将来の為にする勉強(苦しい)と趣味の勉強(楽しい)も大切です。また、自分のためだけの勉強、人の役に立つ勉強、人に教える勉強とかの区別もあります。人と係わるようにすると楽しさは何倍にもなります。

試験は、必ず、事前に同じ時間に既出問題をやってみる事が大切です。ペースがつかめます。回答も実際と同じ様式で行いましょう。

 また、毎日、勉強するのがいいか、週末にまとめてするのがいいかという問題もあります。結論は、両方がいいと思います。
適度な休み、無理ない計画が大切です。人間は必ず忘れるので、週末だけでは効率が悪くなります。毎日少しでもするのと、しないのではとても大きな差があります。今日はしなくていいやではなく、少しでも頑張りましょう。

 

 


リンク(2001-11-06)

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