天気に関係した今治弁は?

今治弁

意味
だーだー降り ひどい雨降り
がんがら降り すごい雨降り
ざざ降り 強い雨降り
じゅるたんぼ ぬかるみ
どんどろさん
えーがい いい具合
かんかん照り 日ざしが強い
てんからぼし 日が強く乾く様子
まばゆい 眩しい
あさがた
あかろう 明るく
ばんげ

今治弁

意味
くろなる 暗くなる
あつくろしい 暑い
あずる 苦労する
ぬくうなる 温かくなる
うむす 蒸す
つんたい 冷たい
ひやたい 冷える
さむうなる 寒くなる
あなじ 北西の風
あらせ 陸から吹く風
しけ 暴風雨
ようず 南風

 雨の降る様子をあらわした今治弁は「だーだー降り」、「がんがら降り」、「ざざ降り」で強い雨降りだったことを示します。雨によりぬかるみができると「じゅるたんぼ」、雷は「どんどろさん」とか「どんどろ」というようです。

 晴れの日、天気の良い様子は、良い具合が変化した「えーがい」となり、太陽の光が強いときは「かんかん照り」、「てんからぼし」となって、まぶしいことを「まばゆい」といいます。

 天候がめまぐるしく変わるときは「いなげな天気」となります。朝は「あさがた」といい、明るくなってくることを「あかろうなる」、夕方は「ばんげ」となり、暗くなることを「くろなる」といいます。

 暑いときは「あつくろしい」、暑くて苦労することを「あずる」、温かくなることを「ぬくうなる」、蒸すことは「うむす」となります。温かい土地柄だけに、寒いことの表現は少なく「つんたい」、「ひやたい」、寒くなるのは「さむうなる」となります。

 風の名前では北西の風を「あなじ」、陸から吹く風が「あらせ」、暴風雨は「しけ」、春の暖かい南風を「ようず」といいます。

 現在では、天気に関係した今治弁を使う人も少なくなったようで、今治弁にとっては「ざざ降りの時代」といえそうです。

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