今治弁で魚のお買いもの

 今治港横の水産物荷おろし場で行われる魚の売買。飛び交う言葉は生粋の今治弁です。

 お客さんへの呼びかけは男性なら年齢の順に「にいさん」、「大将」、「社長さん」、「だんなさん」となり、女性は「じょうちゃん」、「奧さん」となります。「〇〇どうで」とその日のおすすめの魚名を並べます。魚に興味を示したなら「買うてや」と応えますが、さらには「買うてんや」、「買うてぇみぃや」となります。魚に近づくと「良かろがね」というや、魚を袋に詰めはじめるのでご注意。

 買う側は「まけてぇや」と値切ると、承知したなら「あんたぁだけ、特別じゃけんね、買いもん上手じゃねぇ」となり、断るときは「何いよんでぇ、これで儲けはないんじゃけん」との言葉が帰ってきます。「しかしそのかわり、これをつけて〇〇円で買うてや」と余計に購入をすすめたり、「こんなんはないよ、他では、絶対に得じゃけんね」とさらに迫ります。

 購入すると「ありがとうさん、ほな、またこうてね」とお礼の言葉が返ってきます。薦められる魚に興味がない場合は「またにしょーわい」とか「まわってこうわい」などと断るのがよいかもしれません。

 平日、早朝の4〜6時頃まで行われる「今治水産物荷おろし場」の朝市。少し早く起きてお出かけになることをお奨めします。

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