引っ越しのときの今治弁

今治弁

意味
まがる 触る
かく 物を持つ
すける 手を下に受ける
しゃぐ 踏んづける
うずむ 抱く
かたぐ 担ぐ
いざる 移動させる
なおす もとに置く
ひこずる 引きずる
あらける 間を取る
せばい 狭い
せっとる 混雑している

今治弁

意味
まくる 捨てる
ほくらかす 捨てる
うさす 失くする
いがむ 曲る
もげる 壊れてものがとれる
ねき 近所
へり
へっちょ 端の方
せこ 路地
あしこ あそこ
あいなか
さかし 逆さ

 ものの移動や場所を示す言葉が多彩な今治弁。

 「まがられん」とは曲がっては駄目という意味ではありません。触っては駄目ということです。

 「物をかいて」と言われても引っかくのではなく、物を持つこと。

 「手をすけて」とは手を下に添えること。助けるという意味から変化したようです。

 物を踏んづけることは「しゃぐ」といいます。

 物を抱くことは「うずむ」となります。

 担ぐことを「かたぐ」ということもあります。少し移動させることは「いざる」といって、もとの位置に移動させるのは「なおす」となります。物が重くて動かないときは「動きもすごきもせん」ということも。

 物を引きずることは「ひこずる」、間隔をあけることは「あらける」、狭いときは「せばい」といい、混雑している状態は「せっとる」ともいいます。物を捨てることは「まくる」とか「ほくらかす」といいます。物が無くなることは「うさす」、曲がってしまうことは「いがむ」、壊れることは「もげる」です。

 場所を示す今治弁もいろいろあり、近くは「ねき」となり、端は「へり」、もう少し離れると「へっちょ」となります。路地は「せこ」、あそこは「あしこ」。間は「あいなか」、反対や逆の状態は「さかし」といいます。

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