のまたくあんの作り方

 今治市乃万地区は、大根の産地として知られています。冬になり、年の瀬を迎えると「のまたくあん」づくりが最盛期を迎えます。今治市阿方のJA越智今治乃万支所にはたくあん専用作業所があり、年末から次の年の3月くらいまで作業が続きます。生産量は約15万本ほどになります。

 乃万地区では、半世紀前からダイコン生産が盛んでした。30年ほど前には100万本近くを生産していたといいます。

 のまたくあんは、すべてが手作り。家々に昔から伝わってきた素朴な味。他の地域のたくあんと違う、みずみずしい食感と柔らかいあじわいに人気があります。基本的には、塩と昆布などの調味料を使うのですが、他のたくあんとの大きな違いは、採れた大根を干したりせず、そのまま樽にぬかで漬けこむということ。だから、長持ちしにくいのですが、大根そのままの味と漬け物の深い味が一緒に味わうことが出来るのです。

 また、今治市内の農家の女性たちでつくる同市生活改善グループ連絡協議会では、今治の冬の農産物や手作り加工品などを詰め込んだ「くるくる大橋産直便」をつくっています。のまたくあんの他に農産物や加工食品など計16品の詰め合わせが直送壜の内容です。添加物なしの加工品は、懐かしい味に仕上がっているといいます。

 のまたくあんは、市内のスーパーや農協などで販売されるとともに、郵便局のふるさと小包やインターネットなどでも手に入れることもできます。

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