唐子浜の赤灯台はどこにあったの?

 唐子浜の沖にある赤い灯台。もともと来島海峡にあったのです。昭和53年(1978)に美しい砂浜の唐子浜に移転されました。

 この赤い灯台は来島海峡西水道北入口・鴻ノ瀬岩礁に明治35年(1902)に日本で五番目の灯標として設置されました。来島海峡は狭い水域に複雑な海底の地形のため、潮流が一日に何度も変化し、渦潮がおこる海の難所。海の安全を守るために赤い灯台は建てられたのです。

 2トンの御影石を274個も積み上げ、高さ14メートル、重さ325トン、17キロ届く光量を持つ西洋式灯台でした。今治市民からは「赤灯台」として親しまれていたのです。

 この灯台を主人公にした絵本が文渓社から「赤い灯台」として出版されています。作者は愛媛県西条市にお住まいの大西伝一郎さん。画家は赤坂三好さん。赤い灯台の歴史や物語が一冊にまとめられています。是非ご一読の程。美しいすてきな本です。

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