今治の島々・馬島

 来島海峡大橋の架橋地点にある「馬島」はその名の通り、馬との関係が深い島です。古くは「牧島」といわれ、伝説ではこの島には野生の青い馬と栗毛の馬の二頭が生息し、植えた種や収穫物を荒らしたといいます。そこでこの馬を退治したところ、作物が出来るようになったのです。

 江戸時代になると、島全体に牧草が生い茂り、放牧に最適の土地であったため、今治藩主のための名馬を数多く育てたといいますが、多くは失敗し、松山藩の領地だった野間郡の農家で多くが育てられました。

 現在は花の島。来島海峡の水温は冬でも高く、馬島は対岸の今治市よりも平均三度は気温が高いといいます。きっかけは路地咲きのマーガレットを1月はじめ冬の季節に見つけたことから。島に電気が通っていない頃から苦労を重ね、花卉栽培がはじめられました。現在は至る所にビニールハウスがあり、色とりどりの花が島を染めていきます。

 観光としても絶好の場所。波止浜港から馬島・小島・来島をめぐる定期船が出ています。

●定期船:有限会社くるしま 電話0898-43-0637

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