今治が焼鳥日本一って本当?

 今治市の焼鳥屋数はタウンページによると60軒。タウンページの焼鳥屋の数で比較し、チェーン店は一店として計算すると、人口一万人当たりの焼鳥屋数は5・2軒となります。ただ、今治の焼鳥は、炭焼ではなく、鉄板で焼いたもの。適度に脂が残り、旨味が増したこの地方独特の焼鳥です。

 埼玉県東松山市には焼鳥屋がなんと68軒もあり、一万人当たりの焼鳥屋数は7・53軒です。しかし、「東松山やきとりマップ」によると「東松山市の焼鳥は豚のカシラ肉を使用している。(中略)「鳥」とは異なる得も言われぬ風味を醸し出す」とあり、ここの「やきとり」は味噌と辛子を合わせたコチュジャンをベースにした「焼トン」なのです。
 ただ、鶏にこだわると、東松山市の豚を使った「やきとり」なんて論外、焼鳥と焼トンは絶対に違うという主張で、今治市は焼鳥日本一を宣言しました。

 また、テレビ報道を聞いた室蘭市も、焼鳥日本一を宣言しました。室蘭市は、焼トンが中心でタマネギと豚肉を使ったものです。

 久留米市も焼鳥日本一宣言を行いましたが、こちらも人気は「豚バラ」。しかも、馬の内臓が焼鳥メニューにあるという、ちょっと不思議なところです。

 焼鳥日本一という今治市の主張は、鳥肉を使った焼鳥というジャンルでの日本一なのです。

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