せんざんきって何?

 「せんざんき」とは鳥の唐揚げ。下味がつき、からっと揚がった唐揚げの中の柔らかい肉のジューシーな味わいにファンが多いこの料理は今治の焼鳥屋や料理屋でよく見かけられます。

 このへんな名前「せんざんき」の名前がどうして付いたかには諸説あります。

 一、鳥肉を千に斬って小さく切ることから「千斬切(せんざんき)」という説。

 二、近見山に生息していた雉肉を最初に使ったことから「せんざん雉」という説。

 三、近見山の麓に住んでいた千さんという人が考案し、雉を使ったから「千さん雉」という説。

 四、中国語の読み方からきているという説。

 拙書「やきとり天国」では中国語説を採用しています。「軟炸鶏(エンザーチ)」骨付鶏の唐揚げ、「清炸鶏(チンザーチ)」骨なし鶏の唐揚げを「せんざんき」と称するようになったのではないか、と思っています。

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