7月4日

フィレンツェを出発。ローマへ向かう旅。いつもの通り、コンチネンタルスタイルの朝食。コーヒーが無かったのでコーヒーポットとミルクポットをお願いする。朝食のコーヒーはエスプレッソのように濃い味では無くノーマルなもの。普通にいただき、その後、カフェ・ラテで楽しみました。
フィレンツェのテレビでは日本のアニメ「デジモン」を発見。ミラノのように日本のテレビは上映されておらず、CNNで日本のニュース紹介が少しある。映画のCMが多く、題名が分かったのはアルバン・ライトマン監督の「エボリューション」、レニー・ハーリン監督「ドリブン」など。イタリアン・ホラー映画や2・3年前の映画で日本ではビデオとなった先生が異常性格というものが紹介されていました。
フィレンツェを出て約1時間半のウンブリア州アッシジの土産物店「テッラ ウンブラ」でトイレ休憩。ここは土産物の種類も多く、お買得もいろいろ。特にピノキオの人形がまとめて売られてあったのでゲット。ピノキオはフィレンツェの作家、コロディによって書かれた童話。ピノとは松のことで、ピノキオとは「松っあん」とでも言うニュアンスとか(岡さん談)

ローマにお昼前に到着。昼食であります。ここではおなじみのサラダ、生ハムとサラミの盛り合わせにマッシュルームがのりオリーブオイルがかかったもの、お目当てのピザは茸がのったかりかりタイプ。ジェラートは白いバニラと赤いストロベリー。そして、ビール。ピザにはやはりビールだと男性諸氏大いに飲んだのですが、これがけっこう後、大変なことになりました。

バスで市内を巡って、まずはコロッセオへ。直径が約200メートル周囲が500メートル余りの巨大な4階建ての娯楽場跡。剣闘士や猛獣と剣闘士の戦いなど様々な趣向の催しが行われたところ。残念ながら「グラデュエーター」を未見のため、コメントできません。周りには4世紀に建てられたコンスタンティヌ帝の凱旋門などがあります。ここでさっきのビールが効いてきた。男性諸氏は顔が青ざめ、トイレを捜していたが見つからず、ガイドさんに聞くとコロッセオの入り口を越えたところにトイレがあるとのこと。駆け足で向かう。入り口にはチップを置くところがあり、1000リラを置いて発射。安堵の一刻でありました。
コロッセオの中は改修のための工事が一部で行われていましたが、この広大な施設が2000年近くも前に造られていたことにびっくり。まさに、ローマ帝国の栄華を偲ばせます。約5万人の観客を収容できるというのにも、二度びっくり。コロッセオが映画に登場したのはブルース・リーの「ローマへの道」。これはロケを行わず、格闘シーンに写真での登場。マルコ・ヴィカリオ監督の「黄金の七人」にはスイス銀行から盗んできた金塊を積んだトラックがコロッセオの前で事故を起こすというシーンで登場しています。
次はトイレ休憩とお買い物のお店に入って涼と時間を無駄にした後、ウィリアム・ワイラー監督というよりもオードリー・ヘプバーン「ローマの休日」で有名になった真実の口へ。観光客は日本人と中国人。ヘプバーンのアジアでの人気の高さが伺われます。この真実の口、もともとは下水道のマンホールだったそうですが、これも2000年以上昔のもの。さて、ここでの撮影はいかに笑いを取るか。一つは映画でしたように手が引っ張られるというパフォーマンスを行うか、鼻に手を突っ込むか、といったものでしょう。

バスにのって観光すると様々な場所が目に映ります。カラカラ浴場跡、ヴィトリオ・エマヌエレ2世記念堂のあるヴェネツィア広場など、どこを見ても名所史跡だらけなのです。ここはフォア・ロマーノ。1世紀頃のローマ共和国の中心部でした。
またまた「ローマの休日」で有名になったトレヴィの泉へ。トレヴィとは「3」の意味でポーリ宮の前の三叉路に建っているところから。18世紀に造られたもの。トリトンがあやつる馬が曵く貝殻ネプチューンが乗り、後ろの4人の女性は四季を表わしているそう。毎日8000万リットルの水がこの泉から湧き出ている。そう言えば、ローマには多くの噴水があります。これらの水がふんだんに使えるのは2000年前の地下水道の恩恵を受けているからなのです。もちろん、この泉に後ろ向きにコインを投げると、またローマに来られるという言い伝えが。果たして、真実となるでしょうか。
泉の前の店でジェラートを購入。3000リラ。ほとんどが東洋人。味の方はというと、普通ではないか。とりたてて美味しい訳ではない。わたしゃ、愛媛県は中山町のアイスクリームを思い出してしまいました。

ホテルに向かいます。ベネト通りのマジェスティックホテル。1889年創業の名門です。この辺りはフェリーニ監督の「甘い生活」の舞台となった「ローマのシャンゼリゼ」といわれる界隈。バルベリーニ広場から北へ向かう約1キロの道はブティック、カフェ、高級ホテルが並んでいます。回転ドアでホテルに入り、グリーンの房が付いた鍵をもらって部屋に向かいます。
部屋はやや小さめ。でも、豪華なバスルームとしっかりしたベッド。鏡と白い家具が基調のようです。ふと、気がつくと机にフルーツとMARTINEのスパーリングワインが置かれてある。"Welcome to The Hotel Majestic"というレター付き。早速、いただくことに。スパーリングワインは飲みやすく、あっという間に空となりました。ただ、フルーツがあまり熟れてなかったのは残念でした。

ホテルのリストランテヘ向かいます。La Verandaというところ。2階にあり、リストランテまでの道のりには広間があり、天井画と赤いビロード地の壁にゆったりとしたドレープを描くカーテン。きらびやかなシャンデリアが下がっています。リストランテのテーブルの上には銀の食器が並びます。そして、スティックになったパンが置いてあります。さて、肝心の料理はというとトマト味のスパゲッティ。チキンのソテーとアーティチョーク、チコリがならんだもの。そして、プディング風のケーキ。チーズ味がほのかにあり、フルーツのソースの中に浮かんでいます。最後はカプチーノ。ゴージャスな雰囲気の中、悠久の時が流れ、少し緊張した夕食は終わりを告げました。ワインの方はスパーリングワインを飲んでいたため、あまり進みませんでした。

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