泥棒たちの話

イタリアにはジプシーがたくさんいます。新聞紙や段ボールをもって親子ともども寄ってきてお金などを奪うのです。親子づれは強くて、子供もものすごく手が早いです。すぐに手をつっこまれないところに大事なものは入れておいたほうがいいと思います。
彼らは通常母親と子供連れで昼間は街にいます。ターゲットを見つけたら子供たちはその相手の前で新聞紙を広げ相手に前が見えない状態で四方八方から手を伸ばしてかばんの中やポケットの中にまで手を入れて財布などを盗ります。かばんが閉まっていても開けてしまいます。
また、数人の若い男たちのグループも危険です。男が床に何かを落とし て、それを拾おうとし、前がつっかえて進めないようにします。その間にズボンのポケットに手を入れて、サイフを盗むという手口です。他にも、ケチャップやアイスクリームを身体につけ、注意を引き、その間に盗みを働く手もあります。

対処の方法ですが一番効果的なのは近づかない、近づかせないこと。相手もその道のベテラン(子供ですが)なので警戒心が強い人間かどうかはすぐに分かります。警戒心を強く持っていれば近づいても来ません。
まず、バッグは当然斜めがけでチャックの部分を常にしっかり押さえて歩く。 そして、歩くときは大股で背筋を伸ばして歩くこと。日本人はカモだと思われています。何故かというと、大騒ぎしない。言葉が通じないから他の人とコミュニケーションがとれない。大金を持っている、など。狙われるのは、顔や年齢と不釣り合いな服を着ている。一目で観光客と分かるファッションをしている。場所が不案内なようで、地図をバックから出したり、きょろきょろ周りを見渡す。ぼーっとしている。以上の行動は要注意です。