パスタの話

 イタリアン・パスタが記録に登場するのは1279年のこと。ジェノバの軍人の資産目録に「マカロニ1籠」とあるのが最初。他にもナポリ湾に面する海岸では1220年頃にスパゲティを食べていたという記録も残っています。 また、マルコ・ポーロが中国からイタリアにパスタに似たものを持ち帰ったという説。古代ローマ時代に食されていたお粥(小麦粉+水)を火にかけたまま忘れられ、クレープ状になり、それを切ってスープに入れたのが始まりという説。シチリアに、イットリーヤという名前でアラブのパスタが伝わったという説もあります。結局の処、パスタはイタリアにおいて古くから愛されていた食材であることには違いありません。
 そして、コロンブスが新大陸から持ち帰ったトマトが改良され、17世紀頃からパスタソースの材料として使われはじめました。パスタとトマトの理想的な組合せが、後にパスタ料理を世界へと普及させる要因となったようです。

 また、パスタはロングとショートに分かれ、イタリアで食べられる7割がショートパスタ。ソースの味に合うように作られていたり、スープ用やオーブン用、ソースがしみ込みやすいギザギザの形状など料理に合わせてさまざまなパスタが登場しています。
では、無数にあるといわれるイタリアンパスタの一部とパスタの形状をご紹介しましょう。

スパゲッティ
パスタの代表。直径1.5〜2.2ミリ
ストロッツァプレーティ
絞め殺された司祭という意味
フェットゥチーネ
卵を加えたきしめん状
マカロニ
管状パスタの代表
エンキリエ・リガーテ
貝と大きな管という意味
ペンネ
名前の通りペンの先
フュジッリ
糸巻きの形状
ファルファッレ
蝶の形をしたパスタ
リガトーニ
ぎざぎざのある大形の管状パスタ
オレキエッテ
「小さな耳たぶ」という意味
エリケ
「螺旋」という意味。
ジッティ
食べるのが難しいの管状パスタ