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愛媛が舞台の文学作品と県民性

[内田康夫が見た東予]

内田康夫
プロフィール
本名同じ。作家
1934年 11月15日 東京都北区生まれ。
1980年 コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て『死者の木霊』でデビュー。
1982年 より作家業に専念。
1983年 軽井沢に居をかまえる。
1993年 浅見光彦倶楽部を設立(2001年4月現在、会員数はおよそ1万人)。
1994年 浅見光彦倶楽部会員のための施設「浅見光彦倶楽部クラブハウス」が軽井沢に完成。
1999年 10月、沖縄県を舞台にした『ユタが愛した探偵』(徳間書店)で全国制覇を達成。
2001年 4月現在、最新作『鯨の哭く海』(祥伝社)で作品数は124冊。

  ☆そのうち、浅見光彦シリーズは85冊
(『浅見光彦のミステリー紀行1〜7・番外編1〜2』『ふりむけば飛鳥』 『名探偵浅見光彦の食いしん坊紀行』『名探偵浅見光彦のニッポン不思議紀行』は含まない)。

 『しまなみ幻想』は、「しまなみ水軍浪漫再現事業」のひとつとして、愛媛県が執筆を依頼した長編推理小説。来島海峡大橋から自殺した母の死に疑問を持つ咲枝と知りあった浅見光彦が、しまなみ海道を訪れて彼女とともに調査をはじめ、咲枝の母の死に隠された真相を探すというものだ。

この小説で県の観光行政を活性化する狙いが県にはあった。2003年3月号の「エヒメール」における内田氏と加戸知事との対談では、「しまなみ海道は、書く側も大変魅力的な素材なんです」「愛媛県はイメージが明るい。で、『しまなみ幻想』も明るくしちゃったんです」と語っている。

『しまなみ幻想』に登場する東予

項目

記述
今治としまなみ海道 「港といい造船といい、今治は海上交通―つまり船の町であった。船の往き来がそのまま今治の町の繁栄に繋がっていた。その繁栄がある日、とつぜん消え失せた。その原因は西瀬戸自動車道=瀬戸内しまなみ海道の開通である」
新居浜 「浅見には『銅山の町』というイメージがあったから、新居浜市街がさわやかな空気に包まれていることに、むしろ驚いた。遠くの臨海工業地帯には淡い蒸気のような煙も立っているが、インターを出る辺りは植栽もよく整備されて気持ちがいい。背後に濃密な緑に覆われた山が迫り、前方に瀬戸内海を望む風景からは、ここが公害問題に揺れた歴史のある土地だとは思えない」
登場する東予の記述 ダイヤモンドフェリー、水軍、しまなみ海道、伯方の塩、塩らーめん、船折れの瀬戸(ふなおりとも)、大山祇神社、四阪島、能島村上水軍資料館、鹿森ダム、別子銅山跡、マイントピア別子など。造船やタオル業界、住友や大三島、水軍の歴史

『坊ちゃん殺人事件』に登場する愛媛

項目

記述
登場する愛媛の記述 子規記念博物館、道後温泉本館、今はなき「としだ」、県立図書館、銀天街、愛媛県庁、愛媛新聞、松山東署、内子座、内子の町並、ローソク屋、内子署
一六タルト、伊予絣の財布、和ローソクさつま

愛媛を舞台にした主な推理小説

作者

作品
西村京太郎 特急しおかぜ殺人事件(角川書店)
しまなみ海道追跡ルート(光文社)
青い国から来た殺人者(光文社)
四国連絡特急殺人事件(光文社)
謀殺の四国ルート(角川書店)
四国情死行(講談社)
松山・道後 十七文字の殺人(新潮社)
松本清張 渡された場面(新潮社)
草の陰刻(講談社)
内海の輪(角川書店)
(「霧笛の町」を改題 )
木谷恭介 四国松山殺人事件(立風書房)
伊予松山殺人事件(立風書房) 
(「渋谷公園通り殺人事件」を改題)
四国宇和島殺人事件(廣済堂出版)
斎藤栄 日本宝島殺人事件(徳間書店)
しまなみ海道殺人旅行
 江戸川探偵長の奮戦(徳間書店)
四国殺人遍路(徳間書店)
辻真先 四国殺人Vルート 迷犬ルパンと「坊っちゃん」(光文社)
四国市内(チンチン)電車地獄ゆき
(天山出版)
正岡子規殺人句碑(中央公論社)
津村秀介 諏訪湖殺人事件(光文社)
松山着18時15分の死者(講談社)
大野優凛子 松山城・雪の殺人事件(コスミック出版)
城崎・松山剣魂の殺人(実業之日本社)
しまなみ海道沈黙の殺人(実業之日本社)
草野唯雄 瀬戸内海殺人事件(角川書店)
志茂田景樹 星の四国路殺人紀行(角川書店)
多島斗志之 不思議島(徳間書店)
浅黄斑 瀬戸の海殺人回廊(角川春樹事務所)
金久保茂樹 松山・別府遍路の哀歌殺人事件(広済堂出版)

司馬遼太郎が見た愛媛

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