全国焼鳥屋比較/四国

 今治市には焼鳥屋が何軒あるのだろう。

 タウンページによると五七軒。この数字は果たして多いのだろうか。
 今治には焼鳥を出す居酒屋や料理屋もあるが、他の地域との比較を考えタウンページの焼鳥屋の項に掲載されている焼鳥屋の数で比較する。チェーン店は一店として計算することにする。尚、タウンページは利用期間が九八年六月〜九九年五月のもの。
 以上のルールを適用すると、今治市は五七軒の焼鳥店、人口は一一万九七○一人だから人口一万人当たりの焼鳥屋数は四・七六軒となる。
 この計算方法を基本として他地域との焼鳥屋数比較を行う。

 では、愛媛県の焼鳥屋対決。
 数の上では松山市が九三軒と多い。愛媛県の人口の三割を占めるから、当然と言える結果である。そこでチェーン店を一軒と考え、集計し直すと七九軒の焼鳥屋。松山市の人口は四六万一八二三人だから人口一万人当たりの焼鳥屋数は一・七一軒。
 松山市の焼鳥屋は炭焼が中心。鉄板焼鳥もあるが、「五味鳥」や「無味」など今治からの出店のものがほとんど。チェーン店が多いのも特長である。
 今治は松山の約三倍弱の焼鳥屋数だ。 
 愛媛県の焼鳥屋数を多い順に書いてみると、川之江市が焼鳥屋数一六軒(四・○八軒)、新居浜市が一二軒(○・九二軒)、西条市八軒(一・三九軒)・伊予三島市八軒(二・○八軒)。
 焼鳥屋は東予地方に多くあり、鉄板焼鳥も今治周辺に広がっている。南予地方になると焼鳥屋は少なくなっている。予想されていたことだが、愛媛県のどの市も今治市の焼鳥屋数にはかなわない。
 これで決定。
今治市は愛媛県一の焼鳥シティだ。

 次は四国一に挑戦してみよう
 高知県は「長尾鶏」で有名だが「長尾鶏」は食用ではない。観賞用の十メートルもの尾を持つ天然記念物。
 食用地鶏では「土佐ジロー」がいる。
 お酒が大好きな高知県人。焼鳥も酒の肴として好きなのでは、と思ったが、街の中では焼鳥屋は余り見かけない。皿鉢料理や土佐料理の看板はよく見るんだけど。 
 高知市で焼鳥屋は三八軒(一・一九軒)。土佐市で二軒(○・六三軒)。中村市が二軒(○・五六軒)。室戸市が二軒(○・八九軒)。愛媛県と比べても焼鳥屋は極端に少ない。
 日曜朝市のとき、高知城の前で鶏の品評会がたまに行われているが、食用よりも闘鶏用や卵を取るための鶏が多いようである。

 香川県はどうだろう。
 骨付鶏が名前を知られている。骨付きの鶏モモをこんがりオーブンで焼き上げたもの。スパイスがよくきいて、表面はカリッ。あつあつの骨付鶏を肴にするとビールがよくすすむ。焼鳥屋も多いのではないかと期待、期待。
 香川県の地鶏は「讃岐コーチン」「讃岐マローネ」などがいる。
 焼鳥屋数を当たると骨付鶏のふるさと、丸亀市では一三軒(一・六五軒)。人口の多い高松市では八四軒(二・五四軒)。坂出市が七軒(一・一二軒)。意外と少ない。
 高松市では野球ファンや元野球選手の焼鳥屋が有名。焼鳥を食べながら、野球談義で盛り上がるのだろうか。

 徳島県はどうか。
 鶏ガラをスープで煮込み、炭火でじっくり焼いた骨焼という名物料理もある。また、「阿波尾鶏」をはじめ、「阿波すだち鶏」「地養鳥」「EM若どり」など鶏にこだわる土地柄。
 焼鳥屋数は徳島市が五六軒(二・一三軒)。鳴門市で十軒(一・五三軒)。小松島市で十軒(二・二七軒)。阿南市は八軒(一・三七軒)。
 タウン誌が発行している料理屋さん紹介本では焼鳥のコーナーはなし。夜遊びの本には焼鳥屋さんを二ページ掲載。
 阿波尾鶏を名物にしようという動きが県主体に進められているのだが、勿体ないよね、焼鳥屋が少ないのは。
 やはり、今治市の焼鳥屋の数は群を抜いている。

 今治市は四国一の焼き鳥シティだ。

はじめに・・・・
焼鳥日本一宣言 今治ってどんな街
焼鳥屋比較/全国
焼鳥の歴史 焼鳥の歴史/全国
焼鳥の歴史/今治
今治独自の焼鳥 鉄板焼鳥の謎
せんざんきって何だ?
焼鳥アンケート 今治の焼鳥スタイル
よく行く焼鳥店
焼鳥人気メニュー
いまばりの焼鳥屋 今治焼鳥屋リスト
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