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『8mm』
最近、肉体派で売ろうとしているらしい、ニコラス・ケイジ主演のサイコサスペンス。
スナッフ・フィルム(人が殺害される様子を写したフィルム)を探すはめになった男の話。
ドラマもあまり盛り上がらず、結末も知りつぼみ。
『インビジブル』
この映画は、ナニを描きたかったんだろう...?
確かにケビン・ベーコンのナニはちらっと...、いやいや。とにかく、まあ確かに透明人間になってしまった男の苦心と狂気は描いておりましたが、う〜ん。どうみても人間の描き方がおかしかった。
そんなところでそうはしないだろう、普通、ってかんじ。
『2番目に幸せなこと』
あのマドンナとルパート・エヴェレット競演のコメディ。見始めて30分もたたない内に、ばかばかしくなって見るのをやめちゃいました。とにかくいちいちマドンナのアップを入れてくるのが、だんだん腹立ってくるんですよね。なんかこのまま見続けたら、私はダメになっちゃうんじゃないかと思いました。そんな映画もめずらしい...。だから実はストーリーや、2人がどうなったのか、知らないんです。
『ナインス・ゲート』
最近、コアなファンが急増中の、ジョニー・デップ主演のサスペンスホラー。
幻の古書をめぐって次々と起こる事件、その謎を探っていく主人公に、驚愕の事実が...!
まあ、そんなふれ込みでしたわ。この映画は忘れもしない、iBookを買ったばかりの頃で、うれしくて旅行にも持っていってて、その旅先の店で買ったDVDを帰りのフェリーの中で見ました。
最初はものすごく面白くて、すぐに話に引き込まれてしまったのですが、いかんせん最後が...。
謎の美女の正体や主人公の男のなれの果てが不透明なままなので、消化不良に終わったかんじ。原作があったら、もしかしたらそちらはものすごく面白いのかもしれません。映画の場合、たまにあります。ベストセラー小説の映画化の場合、時間や予算の都合なんかで、最初は原作のイメージをうまく表現していて、面白かったのにだんだんしりつぼみになってしまったりして。『ボーン・コレクター』や『ハンニバル』なんかもある意味そうだったなぁ...。
[『うずまき』
日本ホラーブームにのって、しかもホラー漫画の映画かブームにのって
映画化しちゃったってカンジ。
キモチワルイかと思ってみたのですが、まあちょっとはそういうのもあるけど、それほどでもなくあまり面白くなかったかな。前半はかなり漫画チック・乙女チックを目指していて、それとホラーを結びつけたような作りは、大林信彦監督の初期の映画「HOUSE」を思い出させました。あの映画ほど毒々しいほどのロリータ色やお下劣なまでの乙女チックホラーではなかったですが、なんか鼻につくわ〜。ちょっと見て損したかも。最後もしょーもなかった...。
『メトロポリス』
あ、いや、これは見たというのはウソで、途中まで見て、なんだかあまり面白くなくてそのまま止めて返してしまいました。
映像は確かにすごいんだけど、ストーリーが退屈すぎましたな。DVDで見たらキレイなんだろうけど、残念ながらレンタルビデオでした。でも、いくら画像に凝ろうとも、ストーリーが置いていかれていてはやっぱり映画は台無し、というお手本のような映画です。
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