アメリカ自然史博物館

この写真を見てウチの親は「アンタこんなところで食事してたの?」と言ってました。
「VIKINGS」はそのバイキングじゃなくって、海賊の方のバイキングでしょう、普通...。
しかも、どー見たって博物館だけど。
「American Musiam of Nature History」ですね。TAXIで行くときは、そうハッキリ伝えましょう。
ただ、地図でみるとTimes Squareから、けっして歩けない距離ではない。
というわけで、僕はぶらぶら散歩がてら雪のセントラルパークを抜けて、歩いていきました。女性ではしんどいかもしれませんが...。

以前にニューヨークに来たときも行ったのですが、そのときは恐竜のセクションが補修中でみれなかったので、今回は恐竜の骨をみるのを主目的で行ってみました。

現在は隣に「ローズ宇宙センター(Frederick Phineas and Sandra Priest Rose Center for Earth and Space)」という、いわゆる宇宙に関する博物館もできていますね。
アメリカ自然史博物館の入場券を買おうとすると「そっちも見るか?」ってなことを聞かれるので。「もちろん見る見る!」と答えると「次は1時からです。」という答え。どうもメインはスペースツアーのようなショーのようで、英語は分からないまでもうれしがってみてみましたよ。まあプラネタリウムの凝ったようなもので、ナレーションはトム・ハンクス。そう映画「アポロ13」で主演をした人ですな。
で、内容はというと、まあ要はこの宇宙の成り立ちや仕組みを解説したもので、銀河系の外にはなにがあるかを分かりやすく解説してくれる30分ほどのツアーでした。なかなか面白かったです。意外に楽しめました。

それが終わって、その外に、ま、ちょっとした宇宙に関する写真付きの解説みたいなのが展示されているのですが、その真ん中にちっちゃな部屋があって、今度は宇宙の誕生ビッグ・バンについてのアトラクションがあります。ここの声の解説はジョディ・フォスター。そう映画「コンタクト」の人ですな。で、期待して入ってみたらコレはかなりしょぼくてはずれ。なんか電飾でごまかされたってカンジでした。

あとはアメリカ自然史博物館本館の方を見てたのですが、これはまあ、それなりってことで。
1階にあるショップは、いろいろあって物欲をなかなか刺激するものでした。その時初めて知ったのですがふつうに表から入って受付に行くところは2階だったんですね。びっくりしました。

4階にはCafeなんかもあって、ほんとは一日かけてゆっくり散策するとちょうどいいところだなと思いました。ただ、興味のない人にとってはカエルの祖先の骨格なんか見ても、退屈なだけだったでしょうが....。

僕が行ったときは学校の課外授業か何かかと思うんですが、子供がたくさんいてうるさかったです。社会勉強の授業なんでしょうかね。子供時代からこんなところにしょっちゅう来てたら、そら価値観が違うってもんです。
やっぱりアメリカの子供というのは、小さいときからいろんな人種の人の中で育ち、いろんな障害を持った人の中で育ち、しかも充実した博物館・美術館の中で育つわけですから、やっぱり違うなって気がします。
ただ、あとは本人がそれをどう受け止め、どう使うかってことですから、それがいいか悪いかっていうよりも、本人の問題ですね、あとは。