気ままにらくがき  ・  【going】
 
1998.12.13.(日)
“V6 PRIVATE PARTY”
(森田 剛)
IN 金沢(石川県産業展示館1号)
 
 
初めに
 
JR JR金沢駅 タクシーの中 産業展示館1号館前
 
会場の中ビデオの上映 剛の登場 握手会
 
最後に
 
 
『over/EASY SHOW TIME』初回限定版のスペシャル・サンクス・チケットで応募できたイベントです。
  
  
「初めに」
 神戸のカウントダウンコンサートの握手会のことを聞いてから(ファンになる前のことでした。)今のチケット入手の困難さなどから握手会が開催されることはないだろうと諦めていたのですが、どちらかというと小さい会場で開催されるこのイベントのことを知って現実になるのでは?と楽しみにしていました。(交通手段を考えたり応募する前からそわそわ。)
 ところが、岡田くん&長野くんのイベントが一足先に開催され、岡田くんの方は握手会はなくて弾き語り、長野くんはあったもののかなり時間的に大変なことになったり他のメンバーはないだろうとかいう発言があったとかないとかで剛のイベントに向かうときにはすっかり諦めていました。それだけに、剛の口から出た「握手」の言葉はめちゃくちゃ嬉しい言葉でした。1部から入れた私は本当にその時初めて知らされたBIGニュース。感激はとっても大きかったです。ピアノの発表会で出番を待っている時のように手の平に汗が・・・って感じで落着かない時間を過ごしました。
 それにしても、友達と一緒に申し込んでいなかったら抽選に当たってても行ってなかったかもしれません。今思うと怖いです。イベントが終わった今、一緒に行こう!と言ってくれた友達に大感謝です。(←ありがとう!Kちゃん。)
 それでは、前置きはこの辺にしてイベント前日からイベントを後にするまでを書いていきます。
  
「船」
 私の金沢への旅は前日(12/12)の夜から。コンサートひとつとってもチケット代より交通費&宿泊費がかなりかかる私はなるべく安く行く方法を取るしかありません。(じゃないとこれから先のコンサート、etc.に行けなくなるし、やりたいことが出来なくなるし。)そこで時間が有効に使えてお金のかからない方法としてフェリーでの移動を取りました。加えて身体も楽なので。
 何度もチェックした切符などを握りしめCD&ハガキがちゃんと入っている事も確認し21:30発の船へ乗り込みました。こんなに空いてていいの?と思うほど人がいないフェリーで快適な夜。隣りのベッドの女性とおしゃべりしたり・・・。(素敵な通訳をしている方でした。)
  
「JR」
 出来るだけ早く金沢入りしたくてせっせと移動したものの結局11:11着のJRに乗ることに・・・。本当に乗りたかった便より一便遅くなったけど結果的にはラッキーでした。というのは指定席に乗っていたのですがこの席の隣りに来た人がやっぱりイベントに行く同じ剛ファンの人だったのです。バッグについている剛の写真を見て、さらに年代が同じかもしれないとふんで声をかけました。「もしかしてイベントに行かれるんですか?」私ってけっこう初対面の人に強いみたいです。クラスメイトとか中途半端に知っている人に声かけるのはすごく苦手で躊躇したりするのに全然知らない人とお話するのは出来たりするんですよね〜。この性格のおかげで今回の旅、一緒する人ができました。(←Hちゃん、これからもよろしく!)
 2時間半ほどのJRの旅も彼女と一緒なおかげで退屈することもなく・・・。けど、緊張は近くなるにつれてどんどん大きくなっていきました。
  
「JR金沢駅」
 着いてみたら笑っちゃうほど目的地が同じ女の子がいっぱい。タクシーのりばも長蛇の列、バスのりばは時間が合わなかったのか戻って来る人ばかり。あの列に並ぶの?と少々気が重くなりながらふと頭を巡らしたら「タクシーのりば」の文字。あの長蛇の列のタクシーのりばを見てたのでいったいあれは何?状態でちょっとの間思考回路が止まっていたけれど駅前のホテルで待っているタクシーたちでした。並ぶこともなくタクシーに乗り「やっぱり歩いてみないといけないね〜」と実感し、いざ石川県産業展示館へ。
  
「タクシーの中」
 タクシーの運転手さんはすでに3回お客さんを連れていったそうで「V6のひとりだけでこんなに人が集まるなんてね〜。すごいね〜。」とおっしゃってました。きっと前に乗ったお客さんにレクチャーされたんでしょうね。(笑)
 Kちゃんに電話してみたらなんと1部に行くはずのKちゃんもまだタクシーの中。1人分空きがあるので間に合ったらゆりえちゃんもって誘ってくれたけどさすがに無理だろう?と思ってたのですが・・・・。手際の悪いイベントだったようで石川県産業展示館に着いたらまだまだの状態でした。(^^;;)
    
「産業展示館1号館前」
 会場へ到着して初めに見た風景は、古くて小さい建物と壁に張り付いている大きな「1」という字。そして、その壁に窓に張り付いて中を覗こうとしている女の子数人。そんなことしなくたって・・・、と友達とふたり大笑い。剛のファンがそんなみっともないことしないで!と思う大人な私たちでした。しかし、全体的に見て剛のファンは金沢まで駆けつけるという熱狂的なファンであるにもかかわらずとても落ち着いた感じでした。ちょっと意外。すっごい子がいそうな気がしてたから。
 やっぱりああいうイベントとか人がいっぱいのところでは携帯、PHSは便利ですね〜。今回もそのおかげで友達に無事会えました。振り向いたら手を振ってくれていた!(^^)
 段取りが悪かったみたいでまだ集合自体が始まっていなかった会場前。無事友達と会えた私は来れなかった方の分で1部の列へ一緒に並びました。かなり早い番号だったので目の前で準備をするお兄さん達を見ていました。見事に手際が悪くてあきれちゃいました。学校の行事と違うんだからさ〜。って感じで。社会人の私としてはあんなことしてたらいけないと思っちゃうのですがいかがでしょう。
 せっかく気の利く人が1人いても全員がちゃんとしなきゃいけないことを分かってなくて上手くいっていない感じでした。
  
「会場の中」
 厳重なカメラチェックの後、簡単なハガキ&CDチェックをして(人数確認だけみたいでした。)入場。誘導の人が入ってすぐの所、柱の所という風にある程度人数が揃うまで待たせて「走らないでください。」の注意をした後入場許可。
 場内は、スクリーンを装備した車が会場となった建物のフロアー半分くらいの所に置かれ、その前にステージ。(体育館を半分に仕切って仕切りにスクリーン&ステージを使っているって感じです。)一応ライトがチカチカ光っていました。そしてエンドレスで流れる「over」。ついつい口ずさんでしまうファンな私たち。(でも、歌詞全部覚えてないんですよね〜。^^;)
 端よりは真ん中の方が見やすいだろうということで正面側へ。ちょっとむかつく女の子がいたものの(後ろからバックを投げて席を確保したのです。)気を取り直して席につきました。思ったより中は寒くて外の方が陽が当たるぶん暖かかったくらいでした。パイプ椅子が並んだフラットな会場だったのでスタンディングは禁止。とっても嬉しい条件でした。
 待っている間、一体剛はどこから登場するのだろうといろいろしゃべってましたが一番ウケるよね〜と言ってたのはスクリーン装備車の助手席から登場するパターン。この場合、ステージの後ろに空間がありすぎてそこを剛が歩いてくるとは思えなかったので私たちが入場する前からそこに入って待っているというシチュエーションになるから。実際は、フツーにステージの後ろから現れました。でも、車から登場というのはあながち外れではありませんでした。ステージの後ろに隠れていた茶色のワゴンから現れていたのでした。(このワゴンごと会場に入ってきてました。2部で目撃。)
    
「ビデオの上映」
 いつ現れるのかとドキドキしていたのに始まりはいきなりでそれもビデオだけ。解説しながら見たという情報を聞いていたので剛が出てくるのでは?とずっと思いながらの鑑賞でしたが結局最後まで出てきませんでした。
 そのビデオの内容ですが・・・。(内容は前後するかもしれません。)
・V6 PRIVATE PARTYのご挨拶。
 メンバーの誰かが会場にいるわけですね!なんてことを言っています。カミセンが前に座り(向かって右から岡田・剛・健)後ろにトニセンが立っています(同じく長野・井ノ原・坂本)。
・「over」のプロモーションビデオの撮影風景。
 ライティングテストをしているのを気にする様子もなく歌を口ずさんでいる剛。なんかカッコよかったです。ただ立っているだけっていうのがカッコいいなんてね〜。本当に楽しそうにみんなでワイワイしている姿は微笑ましい。ビリヤード台で手でキュー(あってる?自信がない。)を転がし始める剛、そしてすぐ真似をする健。なんか私たちが見慣れたいつもの二人の関係がそのまんま現れていたって感じ。思わず笑っちゃった。
・フルの「over」のプロモーションビデオ。
 何度も見ているのに改めてじっくり見てしまいました。やっぱり表情がいいな〜。
・PU−PU−PU−の撮影風景。
 外国人さんと通訳の人がすぐ側でしゃべっていて会話を聞かされた感じで苦笑している。なんか苦手なのに〜って様子がなんかこっちまでハハハ・・・・って感じになっちゃって。てきとーに訳して(?!)いた剛でした。
・カミセンミュージアム収録風景。(カミセン)
 健の叫びの後、パタっと伏せて気付かないふりの剛。つっつく健。起き上がると同時に紙がとんでしまって少々慌て気味。なんか動きのひとつひとつがとっても微笑ましく感じて・・・。
 イベント用のビデオを撮っていますと言ってイェーイ!となっている健&岡田の後、覗き込むようにして顔を見せた剛が「ふっ!」とも「へっ!」ともつかない複雑な発音で息を出しました。なんかいい味出してて会場から笑いが漏れて・・・。ほんと抱きしめたくなるほどいとおしくなりますね〜。
・NEXT GENERATION収録風景。(トニセン)
 実は、あまり聞き取れませんでした。なぜでしょう。彼らはスタジオから出てくるときになにか怪しい表情を浮かべ・・・。????でした。
 最後に、Mステと言いながらテープを手に持ち振っていた彼ら。ちゃんと事前にテープを渡されるんだと思うとなんかほっとしました。けど、あのover&EASY SHOW TIMEのメドレーイマイチだったのに彼らは事前に聴いていて文句を言わなかったのだろうか?
・Mステのリハーサル風景。
 剛がちょっとマイクの扱いに手間取っているのを見て本番ではそんなこと感じさせなかったのでやっぱりプロなんだな〜と思いました。実は、彼ら自身よりなんかバックで踊っていた翼や前に立って見ていたサンチェさんが妙に気になった私です。(笑)
 いつも見れない舞台の裏側。やっぱりいいですね。それにしてもスタジオの天井たか〜い!!!。空調とかどうするんだろう?(←職業病でいつもああいう空間見ると思っちゃうんですよね。^^;)
・最後のご挨拶。
 剛は、地方でコンサートがしたいと言ってくれました。嬉しいです。でも、その地方の中に四国・愛媛は入っているのでしょうか?
 全員の姿が映ってて誰かがしゃべっているとき、ちょっと情けない顔を剛がふっとするのでしゃべっている誰かの事はすっかり忘れてつい剛ばかり見てしまっていました。会場からも笑い声が湧いていたということはきっとみんなもそっちに気を取られていたんでしょうね〜。この顔は、MJでみんなでおこたに入ってハガキを読んでいたときにしたうじゃけた顔に似ています。
    
「剛の登場」
 1部は、初回限定版のジャケットで着ていたパーカー(司会のお姉さんはプルオーバーと言ってましたが。)、皮パン、黒のニット帽で現れました。
 黄色のゴムを手にしててなんかブレスレット(私には茶色のビーズをつないだようなものに見えました。が最近しているシルバーのあのごついブレスかもしれません。)をしてました。
 2部は、パーカーを脱いでいてUSEDだと思われるトレーナー(紺?)の下に黒のTシャツ(?)でした。やっぱりニット帽はかぶったまま。このトレーナーは何かの雑誌でラジオの収録現場やマジカル頭脳パワーにオレンジのTシャツと重ね着をしたりして登場したことがあるトレーナーじゃないかな〜?と思います。お気に入りじゃないかな?
 でも、改めてそういう姿の剛を見ていると(何度も同じ服を目撃すると)剛も私たちと同じような日常を過ごしているんだな〜と思えて嬉しかったりします。俺は芸能人!ってカッコつけてなくていいな。
 1部では妙に敬語使いまくりの剛がおかしくって・・・。あと司会のお姉さんがなんか微妙にずれてて面白かった。
 でも、「しっけいな!」って言いたくなるような質問をすっごい間でするお姉さんに剛は怒ったのか気が楽になったのか2部はかなり砕けた言葉づかいで、面白いくらいにいっぱいしゃべっていました。
 金沢といえば・・・。というときにカニを連発する剛。朝もカニのお寿司を食べたそうですがそれは北海道産だったそうです。(^^;;)あとエビも連呼してたな〜。なんか武器を持っているものが好きだそうです。でも最終的に好きな食べ物はお肉と言ってました。
 金曜日にいのっちの「リボンの騎士」を見に行ったそうです。カミセン3人で行ったそうですがだいたい関係者はボックス席で見るのにカミセン3人は一般席で見たとか。ちょっと不満そうな剛でした。
 このイベントの翌日はコンサートのリハーサルだそうです。「明日は何をしますか?」の質問にしばらく考えていた剛。スケジュールを把握してないらしい。まあ、日にちの感覚なくなってるんだろうな〜。「コンサート行く人!」の問いに思わず私らしくもなく手を思いきり上げた・・・。(^^;)でも、コンサートの日程をちゃんと覚えてないということも判明したりして。私たちが心待ちにしてるのに・・・とちょっと不満。
 2部では妙にHな質問が多くて・・・。
 Sですか?Mですか?の問いに即答する剛。「Sです。」おいおい。
 好きな体位などとも聞いていたり。また考え始める剛がおかしくってね〜。(後日わかったのですがこの質問、私のメール友達のさらにお友達がしたらしいです。^^;)
 こんな問いにはけっこう答えていたわりにキスの話になったときにはちょっと歯切れが悪くて・・・。岡田とのキスはちゃんとしたし気分が盛り上がって・・・・な〜んておふざけも飛び出すくらいしゃべってましたが千秋とのキスシーンについてはなんか多くを語らず、「緊張しました。」。なんかアイドルっぽいお答えでしたね〜。
 けど何よりも大ウケしたのは2部での司会のお姉さんから飛び出した質問「今、森田君が凝っているのは何ですか?」でした。
 「凝ってるものですか〜?」といったりしながら「う〜ん・・・」と悩んでて「ふっ・・・」とひとり笑った剛。この時私はもしかしてと思い、隣りのKちゃんに「ねえ、きっと肩こってますとか言おうかなとか考えてたんだよ!」と言った直後、お姉さんの質問「今、何で笑ったの?」。もうこの辺から私は笑いのツボに入りかけていたけど、躊躇しながら「いや、肩がこってるって言おうかなと。」と剛が答えるのを聞いたらもうだめでした。Kちゃんとふたりもう爆笑。同じ事考えてるよ!とおかしいやら嬉しいやら。妙に私たちふたり笑ってたような気がします。
 そろそろ終わりの時間が・・・という司会のお姉さんの言葉があまりに早い時間だったので「えーっ!」と言っていたら何かこの会場に着てくれた人たちだけに何か・・・というお姉さんの言葉に「握手・・・」と言った剛。耳を疑ったけれどどんどん進んでいき、段取りしてたんだな〜と思わすやり取りが続いて現実に握手会が実施されることになりました。早々に注意事項が伝えられるくらい用意周到だったのには笑わされましたが、私たちにとっては前回の岡田の時になかったことなどもあって「ないもの」と思っていたのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
    
「握手会」
 急に、最近またひどくなっていた手荒れが気になり始め、もっとちゃんと手入れしておけばよかったと後悔。何か言いたいな〜と思ってたけど「がんばる」っていう言葉あまり好きじゃないと言ってたな〜なんて思ったりしたらがんばってくださいは言えないし・・・・、ともう堂々巡り。大変でした。
 ベルトコンベアーに乗っているかのようにあっというまに流れていき私の番が。直前までは剛の姿を見ていたのにいざ自分の番になったらすっかり手に気を取られて握手したのはいいけれど剛の顔を見てなくって慌てて目を上げて剛の顔へ視線を向けたらしっかりこっち見てくれていました。ごめんなさい。ちゃんとはじめから剛の顔見てなくって・・・、って感じでした。めちゃくちゃ後悔。でもぎりぎりでも目を見れたのでよかったです。
 でも、手に気を取られるくらい握手自体に神経が集中してたせいか手の感触はしっかり覚えていました。思ったより柔かくって暖かくって大きかったです。1部の時はかなりしっかり握ってくれました。2部は手の先を合わす程度だったかな?1部より流れが速かったです。
 後悔したので2部の時の握手会の時は初めからちゃんと目を見ていました。一瞬だと思うけどかなり長く感じるくらいじーっと見つめてました。同じ時間剛も見ててくれて視線が外れることがなかったのであの大きい目に吸い込まれそうでした。しっかり目をみて「ありがとう」と言ってくれました。残念ながら声を聞いた記憶がないですけど。すごい感動です。
 ちなみに、剛のサイズ(笑)ですけど、全然私にとっては小さくなかったです。いえ、身長も体重も私のほうが大きいので物理的には小さいのですが目を合わせたとき目の高さも変わらなかったしトレーナーを着ているからかそんなにガリガリにも見えなかったし。実は行く前にしていたこのイベントにいったことで思いきりショックを受けてひいてしまうのではという心配は全然ありませんでした。
    
「最後に」
 願っていたら思いはかなうって感じがしました。空しい気持ちになることないな〜と。アイドルのファンすることって必ずしも一方通行じゃないんだって。 今回のイベント行ってよかったです。剛の存在がより身近になりました。
 これからも、なにかあったら出掛けていきたいな〜と思います。剛の事だけでなくお友達も増えたりと新しい事が広がっていくから・・・。
※1部はお友達のご厚意で参加することが出来ました。本当にありがとう!!
   
by ゆりえ
−1998.12.17.−
※長文にお付合いくださいまして
ありがとうございました。