いちじくジャム
いちじくには、ジャムに粘りを与えるペクチンが多く含まれているので、 ジャムにしやすい果物です。 しかし、いちじくは酸が少なく、果肉が白っぽいので、 砂糖を加えるだけではうまくいきません。 そこで、作るときにクエン酸を加えると、 食味が良くなると共に、色も鮮やかになります。 これは、いちじくにはアントシアン(色素)が多く含まれ、 酸性になると赤く発色するからです。
★作り方★
●材料●
いちじく 1キロ
砂糖 0.8〜1.0キロ
クエン酸 3〜5グラム
  1. よく熟したいちじくを、丸洗いして皮をむきます。 なり口の方からはぐとうまくいきます。 この皮をはいだいちじくの量を基本にして、砂糖やクエン酸の量を決めます。
  2. 皮をとったいちじくを鍋に入れ、シャモジで潰しながら加熱して軟らかくします。
  3. 煮たって果肉が軟らかくなったとき、砂糖の半分を入れて煮詰め、 砂糖が溶けたら、残り半分の砂糖とクエン酸を加えます。
  4. いちじくはペクチンが多いので、あまり煮詰めなくてもジャムができます。 仕上げのテストは早めに行いましょう。
  5. 煮詰めの終わったジャムは、熱い内にビンにいっぱいに詰めて、 すぐに蓋をしましょう。
    収穫初期より収穫末期のもの方が、皮の紫色が強いので、 この頃のいちじくの方が、色の良いものができます。 なお、アントシアン(色素)は皮に多く含まれます。 皮を別に加熱してすり潰し、果肉と共にジャムにすると、 いっそう色の良いものができます。 この場合、砂糖は皮の八割、クエン酸は0.3〜0.5%追加してください。
資料提供 菅家さん