たくあん漬け(干し)
たくあん漬けには、新漬けたくあん、本漬けたくあんがあります。 本漬けたくあんには、干したくあんと押したくあんがあります。 ここでは、干したくあんの食用期が、翌年の四月までのものについて取り上げます。 たくあん漬けの大根は、種を捲いてから90日以内に収穫した、若い大根を用いることが大切です。 12月中旬までには漬けたいものです。
★大根の干し方★
    大根は、首のところから葉を切り落とし、よく水洗いします。 干し方には、葉付きのまま干す葉干しと、連干しがあります。 連干しは、葉干しよりも乾燥ムラが無く、均一に干せます。 連の作り方は、大根10本内外を一連とし、尻の方を揃え、上に長い大根、下ほど短いのをならべます。 編み方は、一方を右編み、他方を左編みとし、首の方を南に向けます。 干す日数は、5〜7日くらいですが、天候に左右されます。 大根の両端を持ち、「へ」の字に曲がる程度になると漬け頃のようです
★作り方★
●材料(糠床の割合)●
干し大根 10s
米糠 700g
食塩 700g
砂糖 500g
化学調味料 6g
炒りゴマ 20g
トウガラシ 10本
200cc
  1. 米糠は、新しいものを使い、砕米を取り除いておきます。
  2. まず、食塩に、砂糖、化学調味料、入りゴマ、輪切りにしたトウガラシを加え、よく混ぜ合わせておきます。それらを、米糠に加えて混ぜ合わせ、糠床を作ります。
  3. 樽の中へ糠床をまき、その中へ、大根の形状を考えながら、隙間を作らないように詰め込んでいきます。
  4. 大根を、2〜3段漬けた時に、樽の周囲から、酒を流し込みます。糠床は、大根を半分漬けた時に四割、残り半分に六割使うように、上になるほど多めにまいていきます。最後には、大根が見えなくなるようにします。
  5. 大根の、最後の詰め方は、「樽仕舞」といって、最も大切です。大根が、はんぱにならないように、最後の一本が、ピシッと納まるようにします。
  6. 漬け終わったら、大根葉を並べて押し蓋をします。一晩そのままにし、大根が落ち着いたら、重石をのせます。
  7. 重石は、最初は重いものをしておきますが、漬液が上がってきたら軽くします。(漬液が上がってくる程度のものにします。)
資料提供 菅家さん