旧・端出場水力発電所の、貯水池


 マイントピア別子、対岸にある、レンガ造りの 旧・端出場水力発電所。

597mの、当時日本一の落差で、発電していました。
つまり、発電所から、高度差597m上に、貯水池(水槽)があります。
何処にあるのでしょうか ?


 昔の写真を見ると、山の上まで、高圧鉄管が見える。


  左は、明治39年の、大日本帝國陸地測量部の地図です。

 下に見える水色 が、足谷川(国領川上流)
 緑 が、牛車道
 中央 ピンク色が、今回歩く、鉄管路 (途中で、曲がっている)

  ピンクの上端が、石ヶ山丈・貯水池
        下端が、端出場水力発電所
  端出場水力発電所は、明治45年完成だからこの地図には無い。

 左のピンクの線の上部、緑の牛車道と、最後に交差している所へ行きます。


ここが、高圧鉄管路との交差点です。
ここから、サーチライトを照らしてみます。


 撮影場所は、マイントピア別子の、露天風呂と、泉寿亭の間あたりです。
解りやすいように、十文字の印を付けました。その中心が、高圧鉄管と牛車道の交差点です。