石油発動機
私が、まだ、小さい頃 (戦後の混乱期が終わりかけて、高度成長期に入ろうとする頃)
田んぼの中から、パンパンパンと、発動機の音が響いていたものでした。
牛で、しろかきをしていたのも、記憶にあります。
しかし、すぐに、発動機が、主力になってきたのを覚えています。
電気が好きで、一時は電電公社関連の会社に就職もしましたが、
家業のガソリンスタンドを継いで40年近くになります。
暴走族とも、レースとも縁が無く、静かなのだが早い車を追ってきました。
街中で、レースカーのごとく大きな音を立てて、走っていく車を、
音も無く、ス〜〜 ・・ と、追い抜いていく車が、目標でした。
現在では、その様な車が、多くなってきていることは、
私は、間違っていなかったと、自負しています。
しかし、ノスタルジアとでも言いますか ?
パン!!パン!! パン!! と言いながら回っていた発動機が忘れられません。
で、発動機を、手に入れました。
なんと、人間的な機械でしょうか ?
動きが、目で見て解ります。
部品が壊れても、近所の鉄工所でも作ってもらえそうです。
旋盤を買えば、自分でも、作れるかも知れません。
今の車は、IC関連部品が多くて、そう言うわけには行きません。
昔に、タイムスリップしてみましょう。