冷却水

 発動機の冷却水は、今の自動車のように、
密閉されていません。ですから、大気圧ですから、100度で沸騰します。
クーラントを入れることも無く、真水で使われていたはずです。
 冷却タンクは、大気開放なので、ゴミも入ったでしょう。
農作業中の、ワラや、埃も入ってきたでしょう。

  水タンク内部(ヘドロ状態)

  水抜きドレーンを、外して作業

 今回、一番手間の掛かったのは、冷却水のタンクの掃除でした。
底には、農作業中に入って長年の間に溜まった赤土が、堆積しています。
水を入れて、2−3日置いておくと、柔らかくなってきました。
高圧水で、内部を掃除すれば、勝負は早いのでしょうが、手作業で行ないました。
完全に取り除くには、大変でした。特に、ピストンシリンダーの下は、難しいです。
 もっとも、現代の自動車エンジンのように、少々の冷却ムラは、気にしなくて良いでしょう。
少々、汚れが残っていても、それ位、大雑把で、人間的で、おおらかなエンジンなのです。
私は、四国のA型人間です。九州の、B型人間でも、気にしなくて良いです。(失礼 !! まだ、原発の対応を ・・・)