1991年 ヤン・ケルナーによって、ロデオ艇として日本に紹介され歩危峡でも 多くのパドラーに愛されていた スタントバット。しかしながら、最近では、ほとんど見ることがなくなりました。コクピット周りに ボリュームを持ち 特にスターン側が薄くスターンカットや バーチカルムーブに向いた新艇が 登場して普通のツーリング艇のイメージになってしまいました。
しかし、乗りやすくバランスのよい艇なので、スターンのボリュームを、減らす改造(改良?)を 試みてみました。
写真は 1991年スタントバット登場の時の カタログとヤン・ケルナーの
autographです
コクピットの 左右にある ネジを外し シートを取り外す。
ヨーロッパ系の 艇には足元には補強が 入ってない(足元が広く、私は気に入っている)が、スターン側には しっかり入っている。グラブループのネジ2本と、補強のビス2本を外すと、コクピット側に、引き抜くことが出来る。
私の場合 図の斜線部分をカット H=85 W=780mm しました
カヤックの 元の位置に戻し グラブループを取り付ける。
リアデッキの 上に乗ると ベコッ と 凹む。しかし、降りると元に復元してしまう。
再びデッキに乗り、凹んだ状態にしたまま バーナーで 均一に熱を加える。部分的に強く熱を加えた方が良い所もあります。バーナーは キャンプの時 炭に火を付けるときに使うカートリッジ式のを使いました。(このとき補強の横ずれを上手に入れてください。)エッジ付近 と コクピット付近を 上手く 加熱すると 良いようです。
これで 凹んだまま 戻らなくなったはずです(推定で 約7−10L 容量減少)
この改造によって 良い悪しが 出てきますが 当方は一切の責任は持ちません。