列車に乗るため駅のホームで順番に並んでいると、ガヤガヤと列の先頭近くに近寄り居座ってしまう人たちがいる。 性別に関係なく年配の方が多く、いつのまにか列の一部は人が人を呼び、あたかもヘビがカエルを飲み込んだ様相となる。 ホームのスピーカーは「割り込み乗車はご遠慮ください。」と言っている。 皆が乗り込んでから最後に乗り込むつもりで先頭近くに居ようものなら、その回りに何故か人が群がり順番はなくなる。 「私は・・・」と言い訳してるかもしれないけど、ルールもマナーもなくすための手助けをしているとしか思えない。 年配の方から「近頃の若い者は...」と言う出だしの話しをよく聞くけど、結局はその人が育ててきた後輩ではないのだろうか。 育ててなくても、言っている人たちが築き上げた社会で育ったのに「近頃の若い者は...」とは、自分をかえりみずに言っているとしか思えない。 自分自身が悪い手本になって後輩を育ててきたのではないかとは思わないのだろうか? よーく考えてみて、自分に都合が悪いことだから他人へ責任転化してはいなかったか、言っている本人が自分の都合で周りを動かしていなかったか... この平気でコブを作れる人たちが若者の手本となてきたのだから、そんな社会にしてしまったのだから、それは言えないのじゃないの? 他人を思いやる心をなくしてしまった大人達、とりあえず責任逃れできればいいと考える大人達、言葉巧みに自分が儲けるために策略する大人達、人もやっているから私だってと考える大人達、自分の都合で勝手に行動している大人達、でも若者達には大人達にはない思いやりと実行力があるのです。 若者は外見が流行できめていても、とても素直な心と優しさがあるのです。 その心を踏みにじっているのは、この平気でコブを作れる大人達ではないだろうか。 そして私も大人の一人.... |