なんでもあり(車編1)

最近、方向指示なしで右折左折する車を多く見かけるようになった。
右折左折で方向指示なしで曲がろうとスピードを緩めるものだから、直後の車はどちらに避ければよいのかわからずに停止し、次に続く車も停車してまたたく間に車は列をつくる。
最近は、「スピードが緩んだらどちらかへ曲がるぞ!」と注意して運転をするようにしているが、法定速度以上で走っていた車がいきなりスピードを落として止まったり、止まるのかな?と思いきやスピードを上げたり、訳の分からない運転をする人が増えたので車間距離をかなり開けていないと私は対処できません。
また信号機のない脇道から本通りへ出る場合なども、真っ直ぐ進むのかなと待っていると、私が待っている脇道に合図なしで入ってきたりする。
合図が、それも早めの合図があれば安全を確認して本通りへ出られたかもしれないのに、と悔やまれます。
脇道から出る場合、本通りへゆっくり車の頭を突き出し、車の流れを止めてから出て行くことが当たり前になっている現在、3分もすれば出られるからと馬鹿正直に待っている私の後ろに付いている車はたまったものではないかもしれません。
時折後ろから苛立ちの警笛が聞こえますが、きっと「馬鹿たれが! 早く頭を突き出し車を止めて早く曲がれよ!」と言うメッセージなのでしょう。
私は皆がするからと言って自らを危険な目にさらしたくないので、頭を突き出し車の流れを止めることなどはしたくないのです。
ですから必ず後ろのドライバーから、追い越され間際に睨みつけられます。
また、曲がり始めてから合図を出す車にも、後を走っていてドッキとすることもある。
合図を出さない、急に走り出したりゆっくり走ったり、急に曲がったり止まったりの自由奔放に動きまわる車の予測はできない。
こんな車は大型乗用車に多いのだが、大きい高級車を運転しているからか歩行者にも対向車にも強気で向かっているように思えるのは、私のひがみだけではないはず。
自動車がオートマチックになり、運転に余裕が出来たはずなのに、交通法規など警察官が見ていなければに等しくなったのはどうして?
交通法規を守っている少数のドライバーが手本を示したところで、

「私だけよければ問題ない」
「人のことなどどうでもいい」


といった大多数のドライバー相手ではどうすることもできない。
そのうち少数ドライバーも大多数ドライバーの仲間入り?....

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