ビタミンCとシネフリン
風邪に対する免疫力を高めるビタミンCと温州みかんに多く含まれるシネフリンという物質が風邪に有効。
ビタミンCとヘスペリジン(ビタミンPの仲間)の関係
風邪の予防だけでなく、血管を強くする。
コレステロールの蓄積を防ぎ、善玉コレステロールを増加させる。
血液の循環をよくする。
つまり、動脈硬化を予防することにつながる。
女性にうれしい美肌効果もあり。
ビタミンCはとても壊れやすい物質ですが、ヘスペリジンがビタミンCを助けその効果を発揮する。
ヘスペリジンはみかんの袋や白いスジに多く含まれているので袋ごと食べるのがおすすめ。
βクリプトキサンチンとオーラプテン
ガンの予防に効果あり。
βクリプトキサンチンはみかんの色のもとになっている色素の種類。
みかん1個あたり1〜2mg含んでいる。
オーラプテンは皮に含まれており、この2つの物質に強い発ガン抑制作用があることが注目されている。
その効果はβカロチンの5倍もあることが確認。
1日に2〜3個食べ続けると、抗ガン作用が期待できると言われる。
ビタミンA、ビタミンP(ルチン)
どちらも食物繊維の効果を高め、風邪に対しての免疫力を高める。
食物繊維
整腸作用やガン予防に効果あり。
ミネラルやクエン酸
ミネラルは血液を弱アルカリに保ち、クエン酸は疲労回復に役立つ。
ヘスペリジンに注目
ヘスペリジン(ビタミンP)=ポリフェノールの一種。
ビタミンPは、ビタミン様物質と呼ばれるものでヘスペリジン、ルチン、エリオシトリン等の総称。
これらのビタミンPのうち、みかん由来のポリフェノールがヘスペリジン。
ヘスペリジンは熟したみかんより青いみかんに多く含まれる。
また、みかんの実の部分よりも皮や袋、スジに多く含まれている。
みかんの皮は食べれないが、袋やスジは実と一緒に食べた方がヘスペリジンをしっかりと摂取することができる。
柑橘類に多く含まれ、従来から健康維持のための重要な栄養素として知られている。
毛細血管の強化・血中コレステロール値の改善・血圧上昇の抑制・抗アレルギー作用・発ガン抑制作用があるといわれている。
クエン酸の効果
甘夏や夏みかんに多く含まれているクエン酸は、糖質がエネルギーに転換するために必要な成分。
また、運動後に産出される疲労物質「乳酸」の減少を促進する働きがあるので、疲労回復にも効果がある。
 柑橘の栄養

みかんに含まれる主な栄養素と期待できる健康効果