監視カメラ設置

ちょっとした知識があれば5万もあれば8か所設置できます。4か所の監視なら3万円くらいで設置可能です。無線なら設置も楽そうですが実は各々の、無線のカメラには必ず電源、言い換えれば設置場所にコンセントの工事が必要です。
つまり無線のカメラを設置するには電気工事の免許が必要なので意外と敷居が高い。
例えば屋外にカメラを設置したければ屋外に屋外用コンセントを設置してもらわないとつけられません。以外に盲点です。
LANケーブルのPOE方式なら、見栄えは悪いですがLANケーブルを設置したいところまで這わせてやればよいので、私としてはLANケーブルでのPOE監視カメラがおすすめです。気を付けるのはアナログ方式のAHDカメラもあるので気を付けてください。
それでもLANは面倒と思うのであれば、
・設置場所にコンセントがある
・範囲 見通し30m 壁など遮蔽物がある場合は10m あるいは中継地点の無線アクセスポイントを買ってもよいという方は無線方式を買うとよいと思います。

 AHD方式  POE給電(LAN)方式(無線ルータと使えば無線カメラも可能なものもあります)  無線方式
     
   
 画像信号ケーブルが必要です。
最大の設置距離はよくわかりませんがかなり遠くまでOKです。
・カメラ自体にはコンセントは不要ですがPTZカメラを使う場合はスプリッタまたはコンセントで12V電源をとる必要が出ます。
 一般的に電気屋さんで買えるLANケーブルでつながります。
カテゴリー6以上を買ってください。形は同じでもカテゴリー5以下はNG!
設置カメラ位置は80mくらいを目安にしてください。120mくらいでも大丈夫と思いますが信号が途切れるときがあるかと思います。
・カメラ自体にはコンセントは不要ですがPTZ(パン・チルト・ズーム付き)カメラを使う場合はスプリッタまたはコンセントで12V電源をとる必要が出ます。
無線ルータをつなげば無線化も可能な機種もあります。
カメラの種類に気をつければ接続方法、特に気を付ける必要ありませんがカメラごとにコンセントが必要です。
目安としては無線が届く範囲です。遮蔽物がなければ30mくらいは問題ないですが、
遮蔽物があると10mも届きません。中継地点が必要な場合が出ます。 

今回当社に設置したカメラはSOOHAO 300万画素カメラ付き(NVSは500万画素対応1TBハードディスク付き)です。
規格上はh265+録画で連続13日録画連続が可能です。実際にはモーション検知で録画する予定なのでそういった意味では1年以上連続録画可能だと思います。
無線カメラは信号が安定せず、場所によっては遮蔽物のためつながらないものも出たため、POE 方式のLANでつなぎました。またPOE給電方式だとコンセントを電気工事する必要がありません。LANケーブルの取り回しだけで設置が可能です。

他購入品 スプリッタ
LANケーブルは各種50m カテゴリー6 30m カテゴリー6またはカテゴリー7を使いました。

SOOHAO監視カメラとサードパーティカメラ接続について
私のようにひねくれものは、標準のカメラだけに飽き足らず他のカメラも使ってみたくなります。

理由としては
・NVS録画機が壊れた場合同じものが手に入らない可能性がある。
・カメラが壊れた場合も同じです。
・増設するカメラはより性能の良いものをより安く買いたい
という理由があります。

サードパーティのカメラを買う場合の注意点として今回の場合はPOE方式なので
・(必須)ONVIF対応であること
(必須)POE給電(LAN接続)可能であること
・IP67(水没OK)またはIP66(風雨,、屋外程度ならOK)であること
・解像度300万画素以上あること
・PTZ(パン・チルト・ズーム)あればほしい
・動体検知可能であること
・人感センサライトがついていること

この7項目が購入の対象です。

ONVIFとは他社製のカメラを接続するのに互換があるカメラのことを指します。ONVIF対応でないとNVS録画機が認識しません。
魚眼の面白カメラも買いました。
設置後の余談ですが、実はPTZあまり使いません。
最初は面白がってPTZ動かしましたが、基本夜は寝てますのでPTZでパン・チルト・ズームしながら24時間監視してるわけではないので、固定で十分です・・・
あとは見た目ですか。ロケット型の監視カメラはどうしても昔ながらの監視カメラのイメージなのでUFO型のドームカメラのほうが見た目はかっこよく見えます。

BRILLCAM 500万画素

主な特徴
・人感センサーライトがある
(夜間でもライトで威嚇できるうえにカラー画像で録画可能・赤外線での録画もできます)
・動体検知
・動体検知の方法が多い(外部から侵入あるいは内側から外部に外出、画面の検知枠をグリッドで選べること以外に一定のラインをまたいだ場合に検知など他機種にない検知方法が選べる)
・ONVIF対応
・POE給電対応 LANケーブル
・屋外防水IP67
・12v電源コードもカメラにあるが、特にスプリッタを使って電源とらなくても動く

残念ながらSOOHAOのNVSだと時々信号が切れるので最終的に外しました。また500万画素のわりに画質が少し粗い。SOOHAOのNVSだとh265の圧縮解凍が追い付かないときがあるようです。
検証は50mLANケーブルで屋外に設置。スプリッタは使用してない。
設定には理解までかなり苦労した。購入の初期状態ではサードパーティなのでNVSとすぐにつながるようには設定されてません。NVS録画システムにつなぐ際にまず下記のアドレスにアクセスしてカメラの設定を変える必要がある。

・設定を初期から変えない場合の症状
IEで表示できるが録画したファイルを見ることができない(真っ黒のままタイムラインが進まない)
SOOHAOのNFS録画システムでサブストリーム(小さな画面)では正常に表示されるがメインストリームに切り替えると1分ほど表示に時間がかかる。
まずIE Firefoxなどからカメラに

192.168.1.188(購入時の初期のIPアドレス)にアクセス。

ID:admin
パスワード:12345
変更する部分は下記赤線部分。
h264->h265は必須、ただしWindowsのIEにh264のコーディックが入っている場合は不要。Firefoxはどのみちh264およびh265には対応しないとメーカーが表明しているのでIEで再生するか(リンクはこちら)EseeCloudソフトこちらで見るしかない。
下記は解像度などの変更なのでかなり慎重にしないと解像度がかなり悪くなるので気を付けること。同じ500万画素でも各メーカーのカメラによって最も良いレートが異なるようだ。実際BrillcamとV.Viewでは同じに設定にするとBrillcamがいちぢるしく解像度が落ちた。

1)エンコーダタイプ:h265に設定
出来ればエンコーディングの強化でONにして(h265+)圧縮率を上げたいところだが、ONにするとSOOHAOのシステムでサブストリームー>メインストリーム切り替え表示に1分くらいかかる。SOOHAOはばぜかBRILLCAMの映カメラ映像圧縮を解凍するのに時間がかかるようだ。
2)解像度をデフォルトの2592X1944、やはり500万画素なので最大にしたい。
ただしSOOHAONVSでの表示が遅くなるのでこまごまとしたのをIPアドレス192.168.1.188で直接アクセスして設定する必要がある。
(SOOHAOシステムでは変更できないので直接カメラにIPアドレス192.168.1.188でアクセスして変更の必要がある)
フレームレートを変更するとあまり小さな数字は動画がカクカクするので注意、ただあまり大きな数字はやたらと動画が重くなっていく。
3)ビットレートは標準では6000、こちらも小さくしすぎるといちぢるしく画像が粗くなる。
この3点を抑えてないと下のように真っ黒になるか、あるいはいちぢるしく画像が粗くなる。
真っ暗になった時はあせらず、まずWIndowsPCにh264またはh265コーディックが入っていないことを疑うのが良い。
またNVS録画機からWindowsパソコンに保存したときには無料のソフトが使えるが、(リンクはこちら)POTPlayerが一番使いやすかった。

一番ありがたいのは標準でWindowsでみれるコーディックをNVS録画機で採用してもらえるのがうれしいのだが・・・h264、h265コーディックはSONY率いる映像側とMPEG4ソフト制作者側とで著作権でもめてるらしく、著作権フリーで誰でも使えるh264,h265への統一は無理だろうな。個人で使う分にはOKというぎりぎりの範囲です。
 
左: ビットレートが追い付いていない 右: 正常な表示

これでNVS録画機もスムーズに表示、Windowsなどの外部で見るときも正常に再生画像を見ることができるようになった。

モーション検知は他の機種に比べて検知の種類が多くすぐれている。ただしサードパーティなのでNVSとつなげるためにはカメラの設定を少しいじる必要がある。
人感センサライトやモーションセンサーを反応させるためにはIEやFirefoxで下記の操作が必要
1)192.168.1.188(初期設定)で設定画面に潜り込む

モーションセンサの範囲を決めることができる。この機能はSOOHAOのシステム内でも設定できるが、BRILLCAMのカメラの中で設定してしまう。

7*24意味が分からないが24時間体制のこと
スケジュールでも可能。
スケジュールはSOOHAOのスケジュールを使ったほうがよいと思う。。

アラームを出すように指示する
この3つの設定後下記のSOOHAOのスケジュールでモーション検知したい時刻を設定してやるとお互いが紐づけされて反応するようになる。
下の検知の設定をしてやらないとセンサライトすらつかない。

緑で反応したいモーションの時間を設定するとカメラと紐づけされてセンサライト、モーションセンサ(人感含め)が反応するようになる。
基本、次のH.VIEWカメラも同じ(少し見た目が異なるが)システムソフトを使っているようで、使い方は同じだった。



HV-500G2V5 500万画素

主な特徴
・ライトがない場合でも微弱なライトがあれば夜間のフルカラー撮影可能

・動体検知
・ONVIF対応
・POE対応 LANケーブル
・屋外防水IP67
・12v電源コードもカメラにあるが、特にスプリッタを使って電源とらなくても動く

検証は50mLANケーブルで屋外に設置。スプリッタは使用してない。
こちらも残念ながらSOOHAOのNVSだと時々信号が切れるので最終的に外しました。SOOHAOのNVSだと500画素h265の圧縮解凍が追い付かないときがあるようだ。

微弱なライトでの夜間撮影可能、にひかれて購入。この機能があれば人感センサライトいらないじゃない・・と思って購入
使用感は・・・
・無意味でした(\\)
確かにカラーっぽくなるので場面によっては白黒になるかどうか微妙なところで設置する場合はかなりカラーに近く録画されますが、完全に真っ暗闇に設置するとほぼ、何かわからないが動いている、または人らしきものが歩いてるが、誰かは区別つかないというレベルです。
ですがかなり面白い機能でした。
苦労した点
動体センサでの録画がなかなかされませんでした。
これもBrillcam同様カメラに直接アクセスして中の設定を書き換えないと、NVS録画機からは変更できません。
また電力が若干強めに必要なのか、50mLANケーブルで接続すると、劣悪接続と表示され、NVS録画機で劣悪な信号表示が出て接続切断となることが多々あったため、結局外しました。あまり距離が遠くなると外部給電か、スプリッタが必要なのかもしれません。


まずIE、Firefoxなどからカメラに

192.168.1.230(購入時の初期のIPアドレス)にアクセス。

ID:admin
パスワード:12345
変更したのが下の画面

ここが不明だったのですが最初SOOHAO録画機で動体検知まったくしなかったのですがレコードのデスティネーションがデフォルトではSDカードになっていたため、一度レコードをオンにして(オンにしないとデスティネーション変更できない)NFSに変更すると動体検知するようになりました。
そのあと何かの拍子でオンがオフ状態になってますが、デスティネーションがNFS(上記の状態)のままなのが原因か正常に動体検知して録画されてます。


YESKAMO 300万画素

主な特徴
・人感センサーライトがある
・防犯ブザーが鳴る
・動体検知

・ONVIF対応
・POE対応 LANケーブル
・屋外防水IP66

非常におしいのがこのカメラ。300万画素ですが6000円程度でセンサー付きカメラ、人感センサーライトもついてます。ホームページ上ではYESKAMOのNVS以外とは接続不可とありますが、SOOHAOと問題なくつながります。
SOOHAOと相性が良く、接続するだけでSOOHAO純正カメラ同様として登録されるのでまったく苦労しません。
ただ、設置をためらったのがこのカメラ防犯アラームが鳴ります。

動体検知するとライトが付くと同時に防犯アラームが鳴るので近所迷惑です。配線を物理的に切ればいいのですが切るのももったいないのでそのまま外してお蔵入りしました。
直接YESKAMOにIPアドレスでアクセスしてソフト的にアラームを切断する項目を探したのですが見当たりません。
SOOHAOのNVSのシステムでカメラ設定部分にアラームON OFFらしきものがあったのですがまったく反応しません(アラームを切ることができない)
単純にYESKAMOのNVSでなければアラームを切ることができないのかもしれません。実際YESKAMOのNVS購入した人のコメントでYESKAMOのアラームの切り方をコメントされている方がいました。


LEFTEKドームカメラPTZスターライトセキュリティカメラPOE 1080P 200万画素

主な特徴
・PTZ(パン チルト ズームあり)
・動体検知

・ONVIF対応
・POE対応 LANケーブル
・屋外防水IP66
・12Vコンセント または スプリッタが必要

SOOHAOとONVIF接続で相性のいいカメラです。
ただし、20mLANケーブル以上でつなぐ場合は12VアダプタまたはスプリッタがないとPTZ動きません。近距離のLANケーブルであればPTZ動くので、距離が遠いと、単に電力不足です。私はアダプタを付けるためにコンセント電気工事しないとならないので風雨の影響を気にして、工事の必要のないスプリッタで60m離れたところに設置しました。

注意するのはデフォルトのIPアドレスは192.168.”0”.です。SOOHAOのNVSは192.168.”1”なのでつなぐ前に変更してやる必要があります。
1)SOOHAOを動的アドレスから手動にして一度SOOHAOを192.168.0アドレスにしてLEFTEKドームカメラに接続
2)LEFTEKドームカメラのアドレスを192.168.1に強制変更
3)SOOHAOを動的アドレスに変更して192.168.1で接続しなおしという手順を踏みました。
たまに動体検知しなくなります、その時は一度SOOHAOのNVS録画機の再起動をすればまた検知するようになります。




KKmoon HD 4MP 1.7mm魚眼レンズ 1080 400万画素

主な特徴
・魚眼レンズ
・動体検知
・なんといっても安い
 2399円税込み 2020年11月当時
・ONVIF対応
・POE対応 LANケーブル
・屋外防水ではない

魚眼レンズなので天井につけると部屋の隅々まで監視できます。しかもPTZではないのでいつでも部屋の隅々まで監視できます。
しかも何といっても安い。
動体センサは時々反応しないときがありますが原因はわかりません。ですが安いので特に気にしません。
PTZだと結局一方向しか録画しませんがこの魚眼レンズだと部屋すべてが監視対象です。
おしいのは、屋外では使えません。家の中専用です・・・

他検証中
下記の2台はSOOHAOと相性が悪いようです。
Anpviz2機種買いましたが両方動きません。スプリッタで電力を補助しましたがそれでも動きません。
黒のPTZカメラは標準でアダプタがついてたので動くかと試したのですが、SOOHAOとつなぐとやはり動きません。
SOOHAO自体もしばらくするとかたまり、再起動を繰り返します。Anpviz社製のカメラとSOOHAOレコーダとの相性の問題なのか・・・SOOHAOのレコーダ自体は500万画素対応なので電源さえ確保すれば電力的には行けると思ったのですが・・・

Anpviz PTZ HD 5百万画素



Anpviz 5MP HD