モータドライバ TB6674FG
備忘録
ステッピングモータドライバは3Dプリンタやフライス盤ではA4988が有名です。A4988はDirとStepの信号だけで制御ができるので非常に便利です。
今回紹介するステッピングモータドライバはもっと原始的な物です。
直接モータのコイルをHIGHとLOWだけで制御してしまおうというドライバです。
●ただしこのモータドライバは出力電流300mAしかありません。結構ステッピングモータ選びます。私の持ってるステッピングモータ、ほとんどが定格電流300mA超えてます・・・・知らずにステッピングモータつなげて何個ICこわしたことか・・


今回使うのは東芝製 TB6674FG
秋月電子やマルツーどこでも買えます。1個200円程度と安いです。3Dプリンタで使うにはプログラムをしないとならないので、プログラムを作ってまではフライス盤など動かすことは私はできないですが、単にモータの勉強であれば知識として知っていてもおもしろいです。
ですが、A4988を使った方が制御が楽ですし、3DプリンタがメジャーになったおかげでAliExpressでA4988,まとめ買いすると5個で500円くらいだったりするので、ま、ムリにべんきょうのために買う必要も無いですかね・・
私は当時A4988の存在は後から知ったので、このモータドライバからArduinoの勉強に入っていきました。


構造は結構単純です。上は東芝の端子説明、私にはわかりづらいので端子説明変えてます。
下記はArduinoに接続の方法です。


結構はしょってますが、A4988同様、逆さまにつないだりするとIC飛びます。気をつけて下さい。 私はモータ電圧は9Vにつなぎましたので9Vと書いてますが、12Vでも5Vでもモータによって変わりますので置き換えてください。

まだ勉強し始めのころ、当時作ったユニバーサル基板での作成です。苦労してます。はんだ付けの下手なことこの上なし。おはずかしい。

いまはこれ。フライス盤で基板作ってますのでシンプルかつ作成も早い。
上記の回路図です。PL2はジャンパでジャンプすればArduinoの基板から電圧が取れるようにしてます。ジャンプしないときは外部電源をさします。