当社ではDesignScopeによるシュミレーションもできます。
DesignScopeとは、タオル織機のデータに色糸を設定することで実際に織ることなく出来上がりを確認できます。
またシュミレーションしたデータはタオル織機のデータでもあるため、シュミレーションと現物の製品が非常によく似ているため間違いの確認ができます。
特に
●毛違いジャカード
毛違いジャカードとは色糸をタオル織機の経糸にまきつけ、タオル全体の色を決められた色糸で織る手法です。
毛違いジャカードは経糸のドラムに巻き付けなくてはならないため、小ロットができません。つまり、サンプルを提出することが困難なタオルです。
当社であれば毛違いのタオル最低ロットが1000枚であるため、サンプルの依頼があったとしても1000枚がサンプルの最小ロットとなります。つまり1枚でも1000枚分のサンプル代金をいただくことになってしまいます。
このような場合、DesignScopeを使うことでコンピュータ画面でシュミレーションをし、色の確認、誤字脱字の確認を行い、サンプルを作らずして生産をより簡単にすることができます。
下がシュミレーション例です。
あたかも、実際に織ったようなシュミレーションですが、実は織っていません。

これら上記のタオルは実際は織っていません。
拡大したものが下図となります。
青の糸は青+薄青の撚り糸をシュミレーションしました。