MOSFET 2SK2232を使ってみる。
MOSFET なにができるかというとリレーのように”直流電源”のON OFFをArduinoから切り替えできます。
(交流は前記のソリッドリレー回路を使います。)

実は3Dプリンタのベッドの平衡、オートレベリングをとるために私の持っているC4Cのプリンタに使われていたりしますので分解して検証してみました。

超シンプル、MOSFET以外基板に乗ってません、直接RAMPSのサーボコネクタに載せてるだけです。(SIG GND部分がRAMPSにつながるコネクタ部分)いいのか?これで・・

ソレノイド(アクチュエータ部分)1cm稼働 どうも上のシリンダ部分はただの導通チェック(スイッチの代わり)のようです。
これなら、ソレノイドさえ手に入れれば他の部分は3Dプリンタで部品作って、3Dプリンタのオートレベリング、作れそうです。

参考にしたページが下記2件です

fittingが下記のページにあるのでそれを見て作った方がわかりやすいかも

http://www.geocities.jp/zattouka/GarageHouse/micon/circuit/FET.htm
http://fabble.cc/arduinotutorial/solenoid

今回使う2SK2232は秋月電子より購入
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02414/

4V駆動NチャネルMOSFET
■VDSS:60V
■I:25A パルス:100A
■P:35W
■RDS:36mΩ
です

使用した物は
・抵抗 1KΩ
・抵抗 150Ω
・ダイオード
・MOSFET 2SK2232(東芝製N型)

C4Cについていたソレノイドを動かすためのMOSFETには抵抗はついていないようなので一応今回のMOSFET 2SK2232も抵抗なしでリレー動作させましたが問題なく動きました。
それでいいのか??!
うごくんかい!!
とおもってしまった。

上記の参考にしたページの動作が安定しないとあるので抵抗は入れた方が良いようです。


一応参考ページと同じに回路図組みましたが、
抵抗なしでも動作しました(C4Cに使われているMOSFETのリレーは抵抗がついていない)

注)一応C4Cと同じように抵抗など一切なしの回路でも動くようにジャンパーを入れてます。
抵抗、ダイオードなど一切を付けない場合はジャンパーをつなげば動きます。
または抵抗、ダイオードをすべてつける場合はジャンパを外します。


で、一応両方で作ってノイズの確認をしてみました。




で結果、抵抗があるほうがわずかにノイズがないような、変わらないような・・・・MOSFETの発熱の問題もあると思うので抵抗を付けたほうが良いとは思うのですが今回のようなリレーの代わりに使う程度では抵抗付けてもつけなくても変わらないのかもしれません・・・
だからC4CはMOSFETしか使わない回路にしたんですかねぇ。


ArduinoはI/Oピンの信号出力40mAだったかとおもいますので
R1の抵抗はオームの法則から
電圧 V=5V
電流 I=0.04A
R=E/I = 5/0.04=125Ωということになります
参考にしたページは150Ωが接続(私の手元にも125Ωはなかった)のでされているので150Ωをつなぎました。
R2の抵抗は決め方よくわからないので参考ページそのまま1KΩで・・単純にR1より大きな抵抗をつなぐようにした方が良いとのようです。

R1=150Ω −>接続先Arduinoのシグナルとなるピンへ
R2=1KΩ>Mosfet 2SK2232のG(ゲート)とS(ソース)を囲むように
C4Cの部品はシンプルでMOSFETしかつかっていないのでダイオードは入れる必要ないとはおもいましたがFETが壊れる可能性があるので一応いれました。
GARBERデータはこちら

次は時間あるときにこの回路を使って3Dプリンタをソレノイドを使ってオートレベリングに挑戦します。