人生の師「真鍋 博」先生

お別れ
1932年から2000年まで 真鍋先生の
活躍を各ページでお伝えします

カットグラスの想い出

ドレスデンのカットグラス

我が家の家宝紹介−−−真鍋先生からのプレゼント(ドレスデンのカットグラス)・・・「わたしたち夫婦は、ワインも一口あればいい方なので、短い方を家でつかい、長い方は、越智さんご夫妻にプレゼントしようということになりました。お気に召しますかどうか、ご笑納下さい。・・・」真鍋 博


皆様へのお礼い!! このページを開設して以来、各方面で「真鍋 博」先生を紹介するパンフレットに
ご利用いただきありがとうございました。私にとりましてかけがえのない「人生の師・・・真鍋 博」先生
への追悼の意をこめ、先生から頂いた数々の作品を基に、「真鍋 博」ページを編集して参ります。
         〜〜〜〜 ページ管理者 越智 省二 〜〜〜〜

真鍋先生の素敵なサインです。クリックしてご覧下さい


真鍋 博 プロフィール

1932年(昭和7年)愛媛県宇摩郡別子山村で生まれ、3才から新居浜市に育つ。
現多摩美術大学油画科卒業。
60年、「朝日ジャーナル」連載「第七地下壕」のイラストで第一回講談社さしえ賞を受賞。
64年、ニューヨーク世界博日本館にイラスト壁画を描く。
70年、80年代には、日本万国博や沖縄国際海洋博、つくば科学博などの企画起案に参加。
このころから時評的な発言でも注目され、文明批評的なイラストレーターとして知られる。
以後も、文庫本アガサ・クリスティー全85冊や星新一のカバー・イラスト等を担当。
出版をはじめ、新聞や放送、アニメなど、幅広い領域で活躍を続ける。
第9回東京国際見本市のポスターなど大胆かつ繊細な構図と多彩を駆使した作品が高く評価されています。
11月3日には愛媛県教育文化賞を受賞されました。
新しい日本の未来像をテーマにイラスト界のけん引役として活躍されています。
著書に「発想交差点」、「快適学への発想」、「遊々ウォーキング」等があります。

真鍋 博の世界

日本代表するイラストレーターの一人でSF的イメージに童話的な要素を取り入れたイラストは多くの
人々に親しまれています。イラストの特徴は、精密な線と鮮やかな色彩が生み出すパノラマ的世界です。
そこでは、鳥や花といった身近なものから現代都市の高層ビルやハイウェイ、さらには宇宙ステーション
まで、さまざまなモチーフがちりばめられ、ユートピア的空間がダイナミックに繰り広げられます。
一見すると明るく、平和な世界ですが、そこには、未来に託された希望、そして辛辣な文明批評も感じる
ことができます。