三好美覚の理科の授業(リトマス紙の色を変えるイオンの正体は?)

中学理科3年

 酸性水溶液の代表として塩酸、アルカリ性水溶液の代表として水酸化ナトリウム水溶液を

選び、リトマス紙の色を変えるイオンの正体を確認しました。 

 1 電気が流れやすいようにするために、約5%硫酸ナトリウム水溶液にろ紙とリトマス紙を

  浸し、ガラス板(実際はスライドガラス)の上に置きました。そして、約20Vの電圧をかけま

  した。

 塩酸は、青色リトマス紙を、水酸化ナトリウム水溶液は赤色リトマス紙を使用しています。

 2 待つこと約5分

塩酸は赤色が−の方(陰極)に、水酸化ナトリウムは青色が+の方(陽極)に移動していきました。

以上の結果から、酸性を示すイオンの正体は(H+)水素イオン、

アルカリ性を示すイオンの正体は(OH−)水酸化物イオンであることが分かりました。