パソコン技術編        戻る

[1]バックライトについて

[2]システムの復元

1バックライト交換方法


長期にわたってパソコンを使っているとだんだん液晶画面が暗くなったり
スタート時に赤っぽくなったりします
こういう症状のときは液晶画面の下部についてるバックライトの寿命がきています

バックライトは約600Vの高電圧で放電させている直径2mmくらいの放電管(蛍光管によく似たもの)です



上が古いもの下は交換のためにリード線をつけた状態です
古い方の右端が黒ずんでいます、家庭で使っている蛍光管も
こうなると交換の時期ですね

では交換の順序を説明します

@最初に修理に必要な工具を紹介します




小さなドライバー+と−、バックライトの大きさを測るノギス          バックライトにリード線をつけるための半田こて
ホームセンターで揃う工具で充分です

Aパソコンを分解する

パソコンを開いてディスプレイの隅やロックの爪の近くにゴムのクッションがあります
これを丁寧に取り外します(両面テープやのりでくっついています)




液晶画面を挟むようにカバーがついていつのでサイドの隙間にマイナドライバーを入れて
開くと液晶画面が取り外せます




本体と液晶をつなぐケーブルを抜きます                  液晶だけ取り外します

液晶の下部からバックライトフォルダーを取り外す(細いので折れやすい)



画面が真っ暗になるときは大体この二つの部品が壊れています


リード線を取り付けて交換したら順番を逆に組み立てていく
バックライトは2mmφと細く折れやすいので注意が必要です

交換して液晶が鮮明で綺麗になりました


参考までに
業者に修理依頼すると15000¥くらいが相場です
バックライトの部品は1本900¥位で安価ですので少し器用な方だと
自分で交換することができます
部品はインターネットで(有)マスターで販売しています代引きで翌日に届きます
ノギスは注文時にバックライトの直径や寸法を測るのに使います