簡単作詞講座!!

 僕が心がけている、簡単な作詞のノウハウを、ここで出来るだけ分かり易く、初めての人にでも出来るように、
簡単にポイントを説明していきたいと思います。
これは、あくまで僕の作詞方法であって、基本にしていることです。

1.まずは仮タイトル(テーマ)を決めよう!!

 ここでは、作詞を簡単に行うために、仮タイトル(テーマ)を一番最初に決めます。
自分が、まずどんな詞を書きたいかということを決めてテーマを作り、そのテーマを中心に展開を作ります。
そしてテーマに従い、思い付く限りの言葉をノートなどに書き出していきます。
この時、出来るだけ沢山の言葉や単語を書き出しておけば、後で詞を組み立てていく時にかなり役立ちます。

2.作詞の基本を理解しよう!!

 作詞には、一番基本的なストーリーの展開を作るために大切な基本があります。
それは、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうした」という5大要素が不可欠だということです。
これがない詞は、作詞ではないと言っても過言ではありません。
まず作詩と作詞は、全く別物だということを理解してもらわなくてはいけません。
作詩は、あなたの感性で書かれた、悪く言えば、自己満足のあなたにしか理解できない文章です。
相手に、自分が伝えたいことが、どこまで伝わるか考え物です。
それに対して作詞は、誰にでも理解できて、いろんな事が伝わらなくては意味がありません。
キッチリとしたストーリーの土台があれば、あなたの伝えたいことが正確に伝わるでしょう。
5大要素の順番は特に決まりはありませんので、あまり気にせずに書いて下さい。

3.日本語での表現方法は無限!!

 作詞の表現方法は、人それぞれ違いますが、一番大切な事は、自分の言葉で表現するということです。
いろんなアーティストなどの作詞を見て勉強するのもいいのですが、その詞は、あくまでその人の表現方法です。
それが悪いと言っているワケではありませんが、出来るだけ自分の表現方法を身に付けましょう。
あなた自身は、そのアーティストとは違った感性や世界観を持っているはずです。
人マネをしていて、本当に自分が伝えたいことを相手に伝えることが出来るでしょうか?
それこそあなたの作詞が、嘘臭く感じてしまうかもしれません。
1つの言葉に対して、人が10人いれば10通り以上の表現が必ずあります。
日本語の表現は、これが正解というものは存在しないのです。
本当に伝えたいことは、やはり自分の言葉で伝えましょう。

4.作詞は曲が付くのが大前提!!

 作詞をする時は、必ず頭の中で曲が付くということを考えて作りましょう。
音楽のリズムは小節単位で区切りがあり、一番基本的な8beatや16beatのポピュラーなものは、ドラムパターンの基本が、4小節単位にフィルイン(アクセント)を付けます。
それを頭に置いて文字数を決めて作詞すると、作曲する際に譜割がやりやすくなります。
だいたい1行で2小節と考えて作ってみると、分かり易いでしょう。
曲のピッチ(速度)はスローからアップテンポまで様々ですが、それを考えて文字数を決めましょう。
 まぁこれについては、僕自身の作曲家としての意見が大きいのですが、詞に曲を付けるのは大変な作業です。
文字数が全くと言っていいほど揃わない歌詞に曲を付けていくのは、かなり難しいです。
一番困るのが、発売されている楽曲と同じにして文字数を揃えている人がいますが、そのアーティストは曲を先に作って後から詞を付けたりしているモノもあるので、まずそれを理解して欲しいです。
僕が作詞をする場合、4行単位で区切って作詞していきます。
簡単に言うと「Aメロ」「Bメロ」「Cメロ」「サビ」と各4行ずつで区切って作ると分かり易いでしょう。

5.作詞はドラマのストーリーを作るのと同じ!!

 作詞は、ほとんどと言っていいほどストーリー性があります。
「恋愛」「メッセージ」「ハードボイルド」などなど、いろんな詞が世界中に溢れていますが、そのほとんどは、ストーリー性を持っているので、あなたの好きな歌を聴いていると、その歌詞の映像が頭の中に浮かんできたりした経験を持っている人は、少なからずいると思います。
ドラマで例えると分かり易いと思うので、ここでは、ドラマのストーリー展開に例えて説明していきます。
 まず、「Aメロ」4行は、ドラマの最初に出てくる状況説明のようなものです。
ここでの状況説明がしっかりしていないと、後の展開が分かりにくくなってしまうのでしっかり作りましょう。
状況説明を最初の1行か2行でしてしまっても別に問題はありません。
「Bメロ」は、このストーリーの芯になる部分ですので、ドンドンいろんな展開を持たせて興味をそそりましょう。
但し、あまりにも急展開が大きすぎると、逆に違和感が出てしまうので注意しましょう。
「Cメロ」は「サビ」へ入る前の大切なポイントになります。
一番盛り上がる「サビ」を引き立てるためと、「Bメロ」から「サビ」へ繋げる際に無理が出ないようにするための、大切な接続詞のようなものなので重要です。
「サビ」はあなたの作詞している作品の顔になる部分です。
あなたのこの作品の中で、一番言いたいこと、伝えたいことを思い切り書き込んで下さい。
ここがあなたの作詞を読む人に伝われば、この作品は良い作品と言えるでしょう。

6.最後に…!!

 以上の様に、今まで色々と細かく説明して来ましたが、結局のところ、これはあくまで基本中の基本です。
最初に「サビ」を持ってくる曲もありますが、それは、「5」で説明したドラマと同じで、サスペンスドラマなどで一番最初に殺人事件が起こって、それを解き明かしていくようなものだと考えれば分かり易いと思います。
プロの作詞家を目指している人も、形に捕らわれずに、自分の世界観を自由に表現していきましょう。
そうすれば、きっと自分の心の中に持っている伝えたい何かを、沢山の人に伝えることが出来るでしょう。
作詞に苦手意識を持っていた人達も、これを読んで作詞なんて簡単なんだと思って頂ければ幸いです。

この簡単作詞講座を見て分からないことなどありましたらメールか掲示板にでも書いて下さい。
僕で説明の出来ることでしたらいつでも相談に乗らせてもらいます。

E-MAIL

掲示板