Made By Kenji Aono

My Favorites

My Favorite Mandolin Players & Their Recordings

安易な選曲では満足できないあなたへ、偏執狂が総力を込めてお送りする偏執音楽ソース。かなり偏った愛蔵盤の一部をご紹介致します。

 

Kenneth "Jethro" Burns

もう20年以上前の事になりますが、下北沢に「木内 港」さんという太った変なお兄さんが住んでいました。高校時代の友人の紹介でお付き合いさせて頂く事になったのですが、マンドリンはかなりの腕前で、(当時は神様のように思えました。)本物のギブソン F−5をお持ちでした。今でも覚えていますが、国内定価 747.000円の頃の話です。彼には、杉野講堂でのニューグラスリバイバルの日本公演に連れってってもらったり、渋谷のエキュピラスでの誰だか分からない外タレの公演などへもご一緒しました。その彼から少しマンドリンの手ほどきを受けた時、かなりの回数で、Jethro Burnsという人名を聞きました。とにかくそれまでBluegrassさえあまり良く知らないマンドリン弾きが、初めてSwingするマンドリンを聞いたのですから、その衝撃たるや、大変なものでした。それから随分かかって初めてJethroのLPを手に入れた時、生意気にも「これだ」と思いました。とうとう20数年経った今でもJethroの曲をまともには弾けませんが、私の音楽人生の根底には常に「Jethro探求の精神」が流れています。数年間マンドリンを触わらないブランクがあったり、他の音楽へ浮気をしたり、かなり遠回りをしていますが、いつも帰ってきて、いいなあ、、と思うのはJethroなんです。

JETHRO BURNS Jethro Burns Flying Fish PA-6092

HOMER & JETHRO STRIKE BACK Homer & Jethro RCA Camden CAS-707

THE HUMOROUS SIDE OF COUNTRY MUSIC Homer & Jethro RCA Camden CAS-768

THE BEST OF HOMER & JETHRO Homer & Jethro RCA Victor LSP-3474

GREATEST COMEDY STARS OF THE GRAND OLE OPRY Homer & Jethro Guest Star G-1475

STRING DUSTIN' Country All Stars RCA RMP-5045 JPL1-8533

IT AIN'T NECESSARILY SQUARE Homer & Jethro RCA RMP-5043 LSP-3701

PLAYING IT STRAIGHT Homer & Jethro RCA RMP-5038 LSP-2459

STRUNG UP The Nashville String Band RCA RMP-5044 LSP-4553

BACK TO BACK Tiny Moore & Jethro Burns Kaledoscope F-9

LIVE Jethro Burns Flying Fish FF-072

OLD FRIENDS Jethro Burns & Red Rector REB-1626

TEA FOR ONE Solo Mandolin By Jethro Burns Kaleidoscope F-14

NO NAME Jethro Burns & Others HDS-701

S'WANDERFUL 4 Giants of Swing Flying Fish PA-6094

RHAPSODY FOR BANJO Larry McNeely Flying Fish FF-025

THE PURITAN SESSIONS Jethro Burns FRC-CD-653

SWING LOW, SWEET MANDOLIN Jethro Burns ACD-15

 

 

David Peters

瀬戸大橋の与島に、「京阪フィッシャーマンズワーフ」という土産物屋兼テーマパークがあります。1990年頃から数年ずつ2度に亘り、アメリカからの「Texas Rangers」という常設営業バンドが来日していました。ムーンシャイナー誌等でも何度も取り上げられたので、ご存知の方も多い事でしょう。そのバンドをプロデュースしていたのがDaveです。基本的にブルーグラス嗜好のミュージシャンを集めていたようですが、日本人の良く知ってるカントリーポップ、スタンダードを取り混ぜて、リクエストなどにも応えていたようです。マンドリン弾きはDave本人ですけれど、その他ブルーグラスの楽器編成で、ジェフホワイト、クレイジョーンズ、ジーナブリット、パットクラウド、マイクバブ、ロジャーベロウ、タミーファサート、スコットベスタル、ローラウェーバー、等々、今をときめく若手たちがキラ星の如く来日しました。いや、彼らの来日中の練習量が彼らをもう1段階上のミュージシャンに育てたと言っても過言ではないでしょう。確かに朝から晩まで「京阪」のステージで過ごし、アパートに帰ってからも、個人練習、部分練習、休日には誘われるままに近隣の日本人ミュージシャンたちとのJam ETC,,こんな生活をしていて、腕を上げない方がおかしいくらい。そんな中でも常に音楽的にお兄さん格だったのがDave.決してオーセンティックBluegrassの大家ではなかったけれど周りのメンバーをリードしていたのが印象的でした。

ある日バンジョーのパットクラウドとDaveの二人でJazzSandardのJamをしているところに出くわした事がありました。二人ともかなり早い曲に、インテンポで、即興ごっこをしていましたが、これには参りました。まさしく12ポンドのハンマーでまともに打ちのめされたくらいの衝撃でした。どこまで行ってもリフに同じフレーズは出てこないし、どちらか片方が知ってるだけの曲でも、お互いの目配せのタイミングと、コードのナンバリングシステムを声掛け合うだけで、あたかも10年も前から一緒に演奏してる曲に聞こえてしまうんですから。そうです。Daveは上手いです。宮崎勝之さん曰く、「あいつはコンテスト荒し」なんです。ウインフィールドのマンドリン部門で3回も優勝しているのは彼くらいのものでしょう。彼所有の何本かのギターや、マンドリン、NuggetのAタイプもどこかのコンテストの賞品です。そんな彼がNuggetに惚れ込んで、Fカスタムを注文しました。聖母マリアのインレイがヘッドストックに鎮座するありがたい楽器です。当時$3000ちょっとだった様です。今、同等のもので、$12000は平気で言ってきます。ギブソンの名 器や多くの個人作家の作品を吟味した上でそこに到達したそうです。その楽器を間近で見せてもらい、いとも簡単に「弾いてみなよ。」といわれて、感激するやら、恥ずかしいやらで、大変印象的な夜になりました。それからは坂道を転がるように彼の音楽に傾倒していきました。何とか彼と意志の疎通を図りたいと、大急ぎで勉強して、忘れかけていた英単語も随分増やしましたし、貢ぎ物も用意しました。(PizzaやBeer) そして、週末の彼のアパートを目指して、片道2時間のドライブをよくしたものです。もし、彼に会う事が無かったら、今これほどマンドリンに執着する事もなかったでしょう。

 ART OF AMERICA David Peters CAS No Serial #

 DAWGFINGER David Peters CD OMD1/94

 DAVE & KELLY LIVE AT OVATIONS David Peters CAS March 27, 1996

 NOWHERE TO HIDE The Texas Rangers CAS

 PLAY THE HITS The Texas Rangers CAS

 LIVE AT HOUSTON TX, David Peters Quartet VHS & CAS Aug 13, 1997

 

 

Paul Glasse

I never stopped loving him. He is my idle, When you try to compare other Jazz Mandolin players to Paul Glasse, it's like trying to take a mule to the Kentucky Derby !

 

 

David Grisman

Stephene Grappelli

Tiny Moore