第18条 ジャンプ・ボール |
|
ジャンプ・ボールは第1クォーターを始めるときにおこなわれる。
ジャンプ・ボールはセンター・サークルで,両
チームの2人のプレイヤーの中央に審判がボールをトス・アップしておこなう。
両ジャンパーはそれぞれ自チームのバスケット側の半円の中に立ち,片方の足は2人の間のライン中央近くにおく。
ジャンパーはトス・アップされたボールを片手または両手でタップする。
ジャンパーは次のことをしてはならない。 |
|
(1) |
ボールが最高点に達する前にタップすること |
|
(2) |
ボールがタップされないうちに定位置を離れること |
|
(3) |
トス・アップされたボールを保持すること |
|
|
|
|
両ジャンパーはそれぞれ2回までボールをタップできる。許されたタップをするほかは,ボールがジャンパー以外の8人のプレイヤーのだれかか,床,バスケット,バックボードのどれかに触れるまではボールに触れてはならない。
ジャンパー以外の8人のプレイヤーはボールがタップされるまでサークル(円筒)の外にいなければならない。サークルのまわりに同じチームのプレイヤーがとなりあっているときに,相手チームが希望すればどちらか一方は場所をゆずらなければならない。
両チームにヴァイオレイションがあったときは,ジャンプ・ボールをやり直す。
次の場合は,ジャンプ・ボールが宣せられるがジャンプ・ボールはおこなわず,ジャンプ・ボールになったところにもっとも近いアウトから,きめられた順番にあたるチームがスロー・インしてゲームを再開する。 |
|
(1) |
第1クォーター以外の各クォーター,各延長時限を始めるとき |
|
(2) |
両チームのプレイヤーに同時にボールに触れてアウトになったときや,どちらがアウトにしたのかが審判にはっきりわからないとき〔第29条〕 |
|
(3) |
両チームのプレイヤーが同時にボールにしっかり手をかけてヘルド・ボールが宣せられたとき 〔第33条〕 |
|
(4) |
最後のフリースローのときにシューター以外の両チームのプレイヤーがヴァイオレイションをし,そのフリースローが成功しなかったとき〔第42条〕 |
|
(5) |
どちらのチームもボールを保持していないでダブル・ファウルが宣せられたとき〔第45条〕 |
|
(6) |
ショットされたボールが空中にある間に30秒の合図が誤って鳴ってしまい,そのショットが成功しなかったとき〔注解22(2)〕 |
|
(7) |
スロー・インされたボール,またはそのあとプレイ中のボールがバスケットの支えにのってしまったりはさまってしまったりしたとき
|
|
|
ジャンプ・ボールが宣せられたあとのスロー・インの順番 |
|
第1クォーターを始めるジャンプ・ボールでどちらかのチームがタップされたボールを保持したら,その相手チームが次にジャンプ・ボールが宣せられたときにスロー・インのボールを与えられる。そのあと,ジャンプ・ボールが宣せられるたびに両チームが交互にスロー・インのボールを与えられ,スロー・インでゲームを再開する。この順番は1ゲームを通して繰り返される。
|