香川県琴南町 (現まんのう町) 大川念仏踊り



  

   2008.7.13  大川念仏踊り   雨乞い踊りである








  

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    ひとりが太鼓を打つ、2人目が鐘を打ち、3人目は扇?(下知?)を振ってグルグル回って踊る   まわりにいる人は下の囃子を唄う↓








  









  大川念仏踊り

 大川神社は文武天皇の時、役小角によって創祀されたと伝えられる。
大川念仏踊りの由来は、聖徳天皇の天平六年諸国大早魃の時、国司が大川神社に奉幣して雨乞いの祈願をした。
その時、祠の前の小池より蛇が這い出し龍に変じて昇天し雲を呼び大雨を降らせた。
土人は歓喜して、鐘をうちならして踊り狂ったという。
以来大川神社は、雨乞い祈願の神として人々の信仰を厚くした。
 寛永5年、国主生駒高俊公が雨乞いのため、大川神社に鐘鼓35を寄進した。
大川念仏踊が今の形になったのはこの頃からと思われる。
 
念仏踊は、大川神社の氏子の五ヶ村(中通、川東、勝浦、造田、炭所西)から出て、棒振り、貝吹き、中踊り(下知、太鼓、鐘)などの役わりをきめて踊った。
村々の「警護」が中踊りを囲んで、鐘をたたきながら「ナンマイドーヤ」とはやしたてた。
この念仏踊を、大川神社に十三庭、秋葉権現七庭、竜神社、四十九庭、中通八幡神社十三庭、新生龍王社七庭、天川神社十三庭を奉納する。
(現在は中通、造田、炭所西の氏子のみ参加。)

旧暦 6月14日に近い日曜日に開催される  大川神社ほか三ヶ所  大川念仏踊保存会

・・・という説明書きがあった





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