番外編
NCアンテナベースを流用〜

2007年10月6日更新

ヤフオクにNCのアンテナベース・ロッド一式が出品されていた。
ブースターの構造が気になっていたのと、NAとかNBとどう変わったんだろう?という疑問から、入手してみた。(さらに加工して使う計画もあるので)
中古とはいえ、新品より高くなってはバカらしい。
入札前に、定価を調査。(2006年7月時点情報)

NCアンテナロッド   :品番 N154-66-A30A \1,130-
NCアンテナベース   :品番 N159-66-930C \5,530-

新品定価が6680円なので、送料・手数料入れてもまだ安い。
ちなみに、アンプへの電源供給&アンテナケーブルのハーネスは

アンテナフィーダー  :品番 N121-66-940D \2,960-

新品買っても、1万円でOKなのね。

ということで、無事落札しアンテナ一式がやってきました。
第一印象は、アンプ除けば、カプチーノのアンテナベースを一回り大きくした感じ。
アンプのBOXをどうやって外したらいいのか、一瞬悩む。
パーツリストにも、整備書にもベース部分の分解図は無い。
よく観察すると、アンテナベース本体と、固定用ステーにアンプのBOXが共締めされているようだ。
と、いう訳でパーツを分離する。
アンプBOXとアンテナコネクター、ステーの三つ巴状態に注意しながらそれぞれのパーツを分離する。

アンテナベース全景 ステーとアンプBOXが共締め固定されているのを外す。 アンプBOX。赤いのはペイント。マツダマークはシール。
なぜか入手したものは、検印?が押されている。
何ででしょうねぇ?
これが、くま号のアンプBOX。検印は見当たらない。



なぜか、入手したアンプBOXには検印が。
初期生産ロットでは、検印無しだったのか?
確かに、1年後にはフィーダー、アンテナベースに何らかの改良が入っているのは間違いないのだけれど。




アンテナの接続部。アンプ外せば、歴代ロドに流用できそう。 アンプのBOXを開いてみた。 基板固定の爪にハンダが盛ってある。アースのためか?

受信感度さえ問題なければ、アンプBOX外せばボルトオンでアンテナベースを歴代ロドに流用が出来そうだ。
フィーダー線を配線 or 加工すれば、感度UPも可能かと思われる。
逆に言えば、アンプBOXだけ流用すれば、ショートアンテナ化した際の感度低下はリカバリー出来るともいえる。
市販のブースターを買ってきて取り付けるのと、NCアンテナベース手に入れて加工するのと、どちらが安く確実に出来るのかについては、その気が起これば調べてみますか。


普段目にしない、内部構造はこれくらいで、外装側パーツをバラす。
・・・・スナップリングプライヤが行方不明 (ToT)
仕方がないので、フォースの力でバラした。(爆)


外板に接する部分の雨水の進入防止目的?のため、プラ&ゴムの2分割になっている以外は基本的構造はカプチや歴代のアンテナと大差ない。
1年以上使用されていただけあって、ゴムパーツの隙間部分には砂埃と思われる汚れが見える。

基本的には、歴代のロードスターは、アンテナの基本的な部分は変わってなかったということで。