車弄りの注意事項
必須、有ったら便利な物を思いつくままに

2006年6月3日作成開始

DSC装着車で、DIYの際の注意事項!
ワイパースイッチユニットの交換作業を実施するに当たって、整備書を読んでいると気になる一文がありました。
「DSC装着車は、バッテリーケーブルを切り離すと、記憶されていたステアリング舵角センサ基準点が消去され、DSCが作動しなくなる・・・」
ということです。

バッテリーの切り離し以外にも、ROOM 15A フューズの取り外し、舵角センサコネクタ、コネクタ間ハーネスの切り離しも、センサ基準点が
消去されるとか。

当然、対処方法も整備書には記載されているわけですが、日常のDIYによる作業や、カーショップなどでオーディオ取付や、セキュリティー等の
電装品関係の作業を依頼した場合、この事項に該当することが容易に推測できます。

気になる人は、取説に対処方法が記載されているか確認し、無ければディーラーで整備書の 4-15-14のページのコピーを貰いましょう。

ここから本編

車に接する技術的スキルというか、レベルって、人それぞれですよね。

当然、ちょっとした点検とか軽整備が一通りこなせる人、全く手が出せない人、1台を一旦ばらして組み立てなおせる人。色々います。

くまは、タイヤ交換〜ごく簡単な軽整備程度しかできませんし、電装系を弄るなんてことはなかなか出来ません。

当然手を出せないとか、時間が無い場合には経験者やプロに頼みます。
時間や経験をお金(や運がよければ気持ち)で買うということです。
たった一度の作業のために、たくさんの工具や設備を買う必要は無いと思っていますし、そういう作業を自分でやる自信が無ければ
そこはプロに任せるべきです。

自分の出来ることは自分で手を汚しながら車と接したい。1から10までお金を払っているのは勿体無い。と言う気持ちから、出来る範囲を
出来る時間を見つけて弄っています。

当然、弄る為には道具や経験や知識が必要になります。
これまで、くまがそろえてきた、知識や経験は整理できる部分はWebに載せてきました。
でも物って、使った工具を載せてただけなので整理の意味も兼ねて、一覧にしていこうかなと。

詳細 コメント
やる気 まずは、壊れても走行に支障のない物から経験を積んでいきましょう。
誰でも、初めては必ずあるんですから。
プロといっても、経験が無ければ素人と同じ。
時間 時間と環境をいかに確保するかが、DIYの醍醐味ですね。
時間をお金で買うもよし。お金を掛けずに時間を掛けるのもよし。
経験者 ネットや、普段からの付き合いで人脈を作っておきましょう。
実体験があるかないかで、作業の効率や安全性確保に大きな差が出てきます。
横についていてくれるだけで、全然違います。
いざとなったら駆け込めるお店 DIYをする以上、作っておくべきですね。
但し、下手に壊したりして駆け込むくらいなら、最初から駆け込む勇気も持ちましょう。
素人が下手におかしくして、手間暇掛かるようになると、その分お金も掛かりますからね。
普段から、購入や作業を依頼して信頼関係を作っておくのが肝心かと。
整備書 最低作業に必要な範囲のコピーを手に入れましょう。
製本版を売ってくれないことはないですが、1冊3万円はします。
デビュー時の本編以外に、追補版が発行されるようです。
ディーラーで、サービスの一環でコピーをくれる方が多いですので必要な部分のコピーをファイリングして、気づいたことを書き込んでおくと自分自身のオリジナル整備書が出来上がります。
デビュー早々の購入だと、値引きの代わりに付けてもらうとか、色々手は有るようです。
くまは、一応正式に発注し、代金を何度か確認したのですが、結局請求されることなく現在に至ります。
>サービスと理解してます。
配線図 電装部品を弄りたい場合は、あると便利です。
特に、後付で信号線を取り出したい時などは、便利です。
但し、電気回路の知識が多少は無いと理解するのは難しいかも。
これも、ディーラーでコピーを手に入れるのが一般的です。
整備書と一緒に発注して、今に至ります。
つまり、整備書&電気配線図の請求はなし。
逆に定価を知らないって話しも。
パーツリスト 部品の発注をする時に使います。
基本的には、車体番号や類別などでその車に適合する部品が判るように管理されていますが、他車種などの流用の場合は、色んな情報から調べる必要があります。
NCの世代からは、冊子の販売はなくなったようです。
EPCと言う形で、ディーラーや整備事業者にCD−ROMの形で販売されているようです。
構造調査書 株式会社 自研センターより出版されている、主に作業工賃の目安等を算出するのに作成されて販売されている冊子。
整備書や、パーツリストには情報量は及びませんが、整備書やパーツリストは手が出せないけれど、どんな構造か眺めたい人には充分かと。
ネットオークションでも見掛けますが、総じて値段を吹っ掛けられています。
2006/8/27 現在在庫がありますので、インターネットの発注も出来ます。
定価1120円+送料+消費税で入手できます。支払いは郵便振替。
HPは → 株式会社 自研センター
ドライバー


有名ブランド品でもなく、電器屋で貰った粗品のドライバーセット(プラス、マイナス各3本セット:No.1マイナスは紛失)をメインに使っています。(たしかメイドインチャイナ)
これで微妙にサイズが合わないときは、ソケットレンチセットに同梱されているビット各3種をうまく使い分けしています。
あと、ラチェットタイプのドライバーセットも。
エクステンションの保持用ボールが脱落して、ビットのホールドが出来なくなったので、それからはあまり出番が無くなってます。

インナーフェンダーの脱着のためにスタビーのプラス、マイナスセット(柄の長さが短い奴)を買い足しました。
後は、持ってると何かと便利な精密ドライバーセット。
仕事で、バンバン、ネジ回すとか、硬くて回せないネジを何とかする場合は、それなりの性能のドライバーがあるほうが良いと思いますが、ポイントは、只一つ。
ねじ山に有ったドライバーを使うこと。
手持ちでうまく合わない場合に、合うドライバーを探しましょう。
ネジを回す時は、回すのがメインではなく、押し付けるのがメインです。
一説によると、押し7、回し3だそうです。
これと、サイズさえ間違わなければ、安物ドライバーセットでも十分用が足せます。
当然、ブランド物なんかだと、精度が高いですから、ネジ山を潰す確率は低くなるのが一般的傾向かと。
理想は、その車を作るのに使われているのと同じ物を使う事でしょう。
スパナ ホームセンターで売っていた、コンビネーションレンチセットを
使っています。(オープンエンドとメガネの組み合わせ)
普通に作業する分にはこの手の工具で十分ですが、エキマニの
ステーとか、ドアヒンジの調整とかする場合は、それなりの物が
必要ですが、今の所買い足しの予定なし。
ソケットレンチ
スパナだと、いちいち架け替えないと回せないですが、それをする事なくできるようになった物です。要は作業時間の短縮目的がメイン。
あと、ネジと一緒で、上から押さえる力を容易に加えられるので、有れば重宝しますが、無くても何とかなります(笑)
使っているのは、15年ほど前にホームセンターで購入したドイツ製?のレンチセット。5000円くらいだったかな?
ゴムでプラグをホールドするプラグソケットだけは、すぐ駄目になりマグネットタイプを買いました。
まず使うことの無いサイズのソケットが沢山あるので、ちょっと勿体無いけど、格安品でよく聞くすぐ壊れるようなこともなく、重宝してます。(1mm単位で揃っているので・・)
セットの物は6面のソケットなので、頭を舐めにくいのが良いです。
(買い足したTONEのソケットは12面)
ドライバー・ヘキサ・トルクスのビットまで付いているので、今考えると車弄りのセット工具としては、なかなかの物だったかなと。


後は、作業に必要と買い足した物で、ミニラチェ、変換ソケット、ブレーカーバー、ユニバーサルヘッド、トルクレンチでのホイルナット締め付け用にディープソケットなど。

ラチェットがそろそろ馬鹿になりかけてきていたので、Betaのラチェットを導入。

走行会等参加用に必要最小限の工具をコンパクトに持ち運ぶ
目的で、ソケットホルダーを購入。
袋に必要なソケットを放り込んでおく事も考えたのですが、紛失
防止のために導入。
とりあえず、8/10/12/13/14/17mmをセット。
必要なサイズを調べて、必要な物を1個ずつ揃えるもよし。
セット物になっている物を買うもよし。
要は自分が何をしたいかですね。
ヘキサゴンレンチ ヘキサゴン(6角)レンチです。
ホームセンターで買った組レンチセットや、家具等に付属のレンチも混じってます。
T字のは、レカロシートとレールを固定する際に作業性および力を掛けやすくする為に、購入。
ビニールテープを巻いているレンチは、ロードスターのリヤブレーキの遊び調整用に使うサイズのレンチ。
普段ソフトケースに入れているので、すぐに判るようにテープで識別。
でもNCでは調整機構が変わったからもう使わないんだよね。
内装剥がし エーモンの内装剥がし。
どちらかと言えば、クリップを剥がすのがメインの用途。
幅広タイプの物も揃えておく方が、クリップで固定された内装部品を剥がすのには良いと思います。
どうしても力が一点に掛かるので内装を傷めやすいかと。
期限切れのクレジットカードなんかも、意外と使えます。
ギボシ、フューズなど バッテリーからの電源を取るのに、既存リレーに配線かませる為に買ったはず。
その他、小物も一緒に放り込んでますね。
チタンコートドリル刃セット 10mmの穴あけが必要な時に、国産10mmドリルにするか、リーマーにするか、これにするか悩んで、値段と収納性でこれを選択。
結果的には、9.5mmを使ったので、選択は正しかったのか?

いずれ、充電式ドリルを導入したいと思ってますので、その時には活躍してくれるでしょう。
ウマ ホームセンターで、投売りの折りたたみ式3脚タイプを4本 → 処分
もらい物の、4脚固定式タイプ2本
使用荷重とリフト量の適切な物を使いましょう。
安物フロアジャッキだと、ウマを入れる高さまであげるのすら一苦労
車の下に潜るなら、必ず使いましょう。
当然硬くてしっかりした地面の上で。
それでも怖いので、外したタイヤを作業の邪魔にならない場所に置いておいて、万が一に備えましょう。
油圧ジャッキ パンタタイプ(もらい物)と、フロアタイプ(ホームセンターで
2980円の物)を使っていましたが、水没後、きちんとメンテする自信
もなく廃棄処分。その後、KYBのシザース(パンタタイプ)をタイヤ
交換作業用に購入しなおし。
フロアジャッキは、家付きガレージ建てた暁に、きちんとした受皿の
大きくて、リフト量のあるのを導入予定。
タイヤ交換くらいなら、車載ジャッキでも十分なのですが、取出しが面倒なのと、上げ下ろしが楽なので油圧を使ってます。
エンジンオイル交換とかデフ・ミッションオイル交換をするならフロアタイプがあるほうが良いかと。
但し、ジャッキだけで持ち上げた下には潜らないこと。
キャリングケース アルミ製アタッシュケースを使用。
走行会などに、必要な工具類を詰め込んで持って行ってました。
場所も取らないし、雨水も一応防げるし。
ブレーキクリーナーとスパナ、ラチェドライバー、鋏、ビニテ、マジック、
汚れ落とし用石鹸、エアゲージ、メジャー、フックスパナ(車高調用)
って感じでした。

フックスパナとメジャーはNCでは、しばらく必要ないので(車高調入
れてないので)、代わりに、ソケットレンチセットの良く利用するコマを
セットしたホルダー、変換コマ付けたブレーカーバーを入れて、走行会
セットとして、当分持ち運ぶ予定。
ホントは、トルクレンチとか、足踏み式ポンプが入ると良かったけど。