【はじめに】

 リースを辞書でひくと、“花の環”とあります。また、不滅という意味もあるそうです。

 リースといえば、クリスマスリースを思い出しますが、エバーグリーン(常緑樹)のヒイラギ、モミ、ヒムロスギを使うのは永遠の生命を表します。そして、赤は人間の罪を救うために流したキリストの血の色、金色は希望、紫は懺悔、白は清純・・・それぞれの色にはちゃんとした意味があるんですね・・・。

 クリスマスではいろんな家庭で飾られているリースですが、お誕生日や記念日、そしてふだんの生活でも気軽に楽しみませんか・・・?
 当サイト「リースの森FOW」は、そのような気軽に楽しめる手作りリースをご紹介し、また販売しているウェブサイトです。

 心を込めて1作品づつ制作をしておりますので、新商品アップもなかなか思うとおりにはいかないところがありますが、皆さんに少しでも幸せを運んできてくれるリース作りを目指してがんばっております。

 歓迎の気持ちを表すとされるリース。きっと、素敵な訪問者があなたに幸せを運んできてくれると思いますよ。

 

   ほら、ノックが聞こえてきました・・・。

【リースについて】

 家や祈りの場所を飾るためにリースやガーランドを作る風習は、世界の古い文化に起源があります。

 現在の「花をいける」という行為よりはるかに昔から、人々は花と葉でガーランドを作り、聖なる場所へ飾ったりしたものでした。

 ギリシャ・ローマ時代には、月桂樹のリースが勝利と名誉のシンボルとして与えられてきました。
 このような装飾を作るというならわしは、象徴する意味こそ変化したものの、時代を超えて受け継がれてきました。

 玄関のドア、室内のドアや壁にかけるリースは、友好と歓迎のしるしと考えられていますし、実際クリスマスの季節にドアにかける伝統的な常緑樹のリースは歓迎のリースとして知られています。

 リースといっても、堅苦しく考える必要はないと思います。
お庭で採れたフレッシュなハーブがあれば、それを飾ってキッチンリースに。
そのまま、お料理に使ってみましょう・・。
 季節の美しい花が咲いたら、フレッシュのままでリースにしてみては・・。
 長く楽しみたいときには、オアシスをつめたアレンジ用のリース型もあります。
また、ドライフラワーをアレンジすると、時の流れにセピア色に変化してゆく花たちの姿を楽しむことができます。

 色あせず、長く楽しむことができるのは“木の実のリース”。秋になったら子供たちと一緒に山に出かけて木のみを探し、アルバム代わりに“木の実のリース”に思い出を飾りましょう・・。
小さなお子さんがいらっしゃる方は、落ち葉やきれいな包みのアメ、かわいい形のパスタや小さなおもちゃなどを使うと、工作気分で楽しめるかも・・・。

 我が家は2人の息子がいますが、工作好きのお兄ちゃんはリース作りが大好き!私がリースを作っていると、必ず一緒にやりたがります。幼稚園で“お母さんリースに使って!”ときれいな色の花びらを拾って来てくれます。
アメが大好きな次男は、去年のクリスマスに作って飾ってあったアメのリースに背伸びして手を伸ばし、下の方のアメを全部取って食べていたという・・・リース好き?!です。

【リースの飾り方】

 リースは玄関をはじめ、いろんな場所に飾ることができます。

 玄関のドアに飾る場合には風雨に負けないような木の実など強い素材を、また、家の顔ですから家人の個性を象徴するような大好きな色や素材を使ったわりと豪華めなリースを飾ってあげると素敵です。

 お部屋の中に飾るときには、飾る壁の色や周りにあるインテリアの雰囲気にあわせると落ち着いた感じになるでしょう。

 和室にも案外リースは似合います。柳を使ってリースを作ると、表情も豊かになりますし、最近ではきれいな千代紙や和紙のリボンもお店で見かけます。

 お正月飾りも和のリースを飾っているご家庭が増えてきているのではないでしょうか・・・。

【リースの保存】

 リースも生きています。

 ドライフラワーも時間が経つと、だんだん色が落ちてきます。色落ちを防ぐために、リースはなるべく直射日光の当たらない風通しの良い場所に飾ってあげてください。

 それでも、少しずつ色はセピア色に変わってきますが、私はその色の移り変わりの様を見るのも好きです。花によっては何年も楽しめるものもありますが、崩れていったり色落ちがひどくなったものは、その部分だけの花を取り替えてリニューアルし、また雰囲気の違ったリースとして長く楽しみましょう・・。

 デザインの中で、一つか二つの花が、他の花より早くしおれはじめたら、それを取り除き、また色あせた花びらがあれば切り取って、好ましくない部分が目立たないようにします。
 ドライフラワーをアレンジする楽しみは、フレッシュな花をアレンジする場合とまったくちがいます。

 長く飾っているデザインには、ほこりがうっすらとかかって、やがて植物本来の色を隠すようになり、時に「色あせた魅力」と呼ばれる状態をもたらします。ドライフラワーはもろく壊れやすいものもありますので、最も簡単なほこり対策は、作品を開いた窓まで持って行って息でほこりを吹き飛ばすか、ヘアドライヤーで拭き払ってやることです。

【リースの作り方】

 リースのデザインは必ずしも円形である必要はありません。
 バレンタインデーならハート形に、クリスマスには星形に・・・。
飾る場所を考えて、簡単にスケッチしてみるとイメージがわくかもしれません。

 でも、頭で考えるよりはまずは、実際に作ってみる方が素敵なアイディアがわいてくるかもしれません。少なくとも、私は後者のタイプです。

 まずは作って見る・・といっても頭の中に何も引き出しがなければ、うまくデザインすることは難しいと思います。まずは、雑誌の切り抜きなど、気に入ったデザインのリースを見つけたら、それを真似して作ってみるといいと思います。そういう風にしているうちに、だんだん自分のオリジナルなデザインのリースが抱きあがってくると思います。あとは、常日頃から外国のきれいな雑誌や広告などアンテナを張り、すてきなアレンジを見ることを日頃から心がけていると、頭の中の引き出しもどんどん増えて行くでしょう・・・。

 配色も重要なポイントです。いくつかの素材をあわせるときは同系色の色でまとめると、落ち着いたデザインになり失敗が少ないと思います。
 そしてポイントをどこかに持ってくると、引き締まった洗練されたリースに仕上がるでしょう。

 たとえば、赤いバラをいくつかまとめてアレンジしてそのまわりに白い小さな花でバラを引き立つように仕上げるなど・・・・。

 飾る素材の色を合わせ、デザインを考える段階が難しくもあり、実は一番楽しい作業でもあります。

【花風水】

 リースの森では、花風水でみる色別のリースの飾り方も提案しています。

 風水学というと、“本当?!”っていう声も聞こえてきそうですが、それは私もはっきりとした確証はもてません。

 ただ、悩んだとき、落ち込んだとき、また何か新しいことにチャレンジしたいとき、それを信じてがんばるときっと素敵な自分に巡り会えると思います。

 子供が“おまじない”を信じるように、大人も夢をもってその夢がかなうまでのプロセスを楽しむゆとりが持てたらな・・・と思います。

 

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